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第38回 歯の健康キャンペーン開催される

5月26日(土曜)午後2時(一部は午後1時から)から大雪アリーナにて「第38回歯の健康キャンペーン」と「平成24年度旭川市健康まつり」が同時開催された。本年度の総来場者数は3,482人、フッ化物塗布実施人数は839人、フッ化物洗口体験をされた方は550人でした。その他歯科矯正相談をされた方は27人、本年度から開始した子供職業体験(お子様に歯科医師や歯科衛生士の職業を疑似体験して頂くコーナー)をされた方は107人でした。

妊婦の口内環境出産に悪影響も 母子守るマタニティー歯科

虫歯になったり、歯周病にかかったりと、妊娠に伴い女性の口内環境は悪くなりがち。歯周病が早産のリスクを高めるともいわれており、妊婦の歯の健康は重要な問題だ。
 虫歯や歯周病のない人でも汚れが残っていることが多いため、汚れを取り、歯磨きの方法を指導する。希望者には唾液検査も行い、虫歯菌の量など虫歯になるリスクの高さも調べる。痛みなど症状がある場合、治療は妊娠の経過に応じた対応が必要となる。安定期(16週以降)より前ならば、抜歯などは避けて応急処置にとどめつつ、歯垢や歯石を取り除いて口内環境を良くする。安定期に入ったら抜歯や神経の処置など麻酔が必要な治療も行える。鎮痛薬などの薬は安全性の高いものを必要最小限で使う。
                   北海道新聞 2012.3.21

発声、容貌多様に関わり

歯の一番重要な役割は「かむ」ことですが、歯にはかむこと以外にも、いくつかの大切な役割があります。そのことを実感していただくために、「さしすせそ」と発音してみてください。次に、前歯の裏に舌を触れずに「さしすせそ」と発音してみてください。どうですか?うまく発音できたでしょうか?
 もう一つ、歯にには顔の形を整えるという役割があります。子どものころに虫歯が多かったり、歯並びが悪かったりすると、顔や口元の形に影響を与えます。例えば、かみ合わせが上下逆になる下顎前突のまま成長すると、顎のしゃくれた容貌になります。また、歯の治療を怠っていると、かみ合わせや歯並びがずれてきて、顎関節症という顎の関節の障害が生じたり、変形から口元の印象が変わってきたりする場合があります。
                   福島民報 2012.3.19

虫歯の子 県内激減

本県の子どもの虫歯が大きく減っている。2010年度の中学1年生の虫歯本数(永久歯)は平均1・48本で、県歯科医師会の資料で最も古い1996年度と比べて約3分の1に激減。右肩下がりは全国的な傾向だが、県内ではフッ素入り水溶液を使ったうがいの推進で「虫歯ほぼゼロ」の小学校も。子どもたちのシャカシャカ、グチュグチュの現場をのぞいた。
                   高知新聞 2012.2.18

認知症の方の歯科治療や口腔ケアについて

週刊東洋経済2010年4月10日号の特集記事の中で、日本歯科大学大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学教授の菊谷先生は認知症の方の歯科治療や口腔ケアについて次のような説明をしています。
 ・認知症患者の場合、歯を磨いているような動作をしていても、実際にはきちんと磨くことができない場合が多い。週に1度は歯科医や歯科衛生士などプロにケアしてもらい、口の中を清潔に保つことが大切。
 ・認知症が進み、歯科医で検査や治療を受けていることの認知ができなくなってくると、口を閉じてしまうなど治療が難しくなる事態が予想される。そこまで認知症が進む前に、虫歯の治療だけでなく、飲み込んでしまう可能性が高そうな義歯はどうするかなど、認知症の進行を念頭において日々の口腔ケアや栄養の摂取方法などを考慮した方針を考えてほしい。

広告や衛生士の課題等で意見交換

都道府県歯医療管理担当理事連絡協議会及び歯科医師会立歯科衛生士・歯科技工士養成施設連絡協議会が4月25日(水)、歯科医師会館で開催され、都道府県歯医療管理担当理事者と歯科医師会立の養成施設の担当者が一堂に会して、歯科衛生士法の一部改正や歯磨きサロン問題、広告の取り扱いなどについて意見交換した他、会立養成施設への補助金や歯科衛生士の認知度向上等への要望が寄せられた。
                   日歯広報 5月15日

胃ろう、差し控えや中止も 老年医学会が新指針

日本老年医学会は27日、高齢者の終末期医療における胃ろうなどの「人工栄養」について、開始する際は慎重に検討し、差し控えや中止も選択肢とする新たなガイドラインを公表した。

 管を使って胃に栄養を送る胃ろうをめぐっては、患者に苦痛を与えたり、穏やかな最期を妨げたりする場合があるとして医療関係者らから疑問の声が上がっていた。医療や介護の現場に向け、近く学会ホームページで公開する。

 ガイドラインでは、人工栄養を開始する際は「口からの栄養摂取ができないかどうかを見極める必要がある」と指摘。その上で、延命効果が得られるかどうかだけでなく「本人の人生をより豊かにするかどうか」という観点から、差し控えも含めた最善の方法を選択すべきだとした。介護する家族の負担や、患者の生活環境についても個別に配慮するよう求めている。

 作成に関わった飯島節(いいじま・せつ)筑波大大学院教授は「医学的な妥当性だけでなく、倫理的な妥当性を目指した」と説明。「現場の声を聞き、社会情勢を考慮しながら一定期間ごとに見直していく」とした。

 胃ろうは本来、口からの栄養摂取ができなくなった患者が、回復するまでの栄養補給が目的。しかし、回復の見込みがない高齢者にも使われるケースが増え、問題となっていた。

※胃ろう

 口からの食事ができなくなった患者の腹部に小さな穴をあけ、流動食や水分を胃に直接送り込む方法。管理が比較的簡単で、不要になった場合は閉じることもできる。在宅介護の増加や技術の進歩を背景に、ここ10年ほどで急速に普及した。人工的に栄養を送る方法には、血管から点滴で注入する「静脈栄養」や、鼻から管を入れる「経鼻栄養」などもある。

第38回 歯の健康キャンペーン開催される

5月26日(土曜)午後2時(一部は午後1時から)から大雪アリーナにて「第38回歯の健康キャンペーン」と「平成24年度旭川市健康まつり」が同時開催された。本年度の総来場者数は3,482人、フッ化物塗布実施人数は839人、フッ化物洗口体験をされた方は550人でした。その他歯科矯正相談をされた方は27人、本年度から開始した子供職業体験(お子様に歯科医師や歯科衛生士の職業を疑似体験して頂くコーナー)をされた方は107人でした。

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