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抜歯にあたり BP系薬剤を中断せず 小樽整形外科医会の統一見解

道歯提供のHBCラジオ番組「カムカムカフェ8020」の収録のなかで、
南樽整形さいとうの斎藤 断院長は、歯科での抜歯の際に骨粗鬆症
患者に投与されているBP系薬剤(ビスホスホネート系薬剤)を、こ
れまでは抜歯前3カ月と抜歯後3カ月、都合6カ月間投与を中断して
いたが、期間が長くその間に骨折をして心身に大きなダメージを受
ける高齢者へのリスクを考慮し、充分な抗生物質の投与を行うこと
によりBP系薬剤の投与を中断しないということが、小樽整形外科医
会の統一見解として示されたと述べた。

歯つらつ健口セミナー・相談

 内容 講話「メタボ予防にも役立つ歯周病対策」、歯や口についての個別健康相談
 日時 3月26日(月)午前10時から
 場所 問診指導室(第二庁舎3階)
 申込 健康推進課 ℡25-6315

糖尿病と歯周病に関わる医科・歯科合同シンポジウム

平成24年3月24日(土)10:00~12:00
 札幌グランドホテル 2階 金枝の間(札幌市中央区北1条西4丁目)

参加費 無料 ※申込みは不要です。直接会場にお越しください。
対象者 医師、歯科医師、保健師、看護師、歯科衛生士、管理栄養士、糖尿病療養指導士などの医療従事者

旭川地区在宅ケアを育む会 第56回 定例会開催ご案内

日時:平成24年4月18日(水) 午後7時~8時45分
場所:旭川市市民活動交流センター ココデ旭川 1階大ホール
旭川市宮前通り東  TEL0166-74-4151

<セミナー>
「  浮腫(むくみ)のケア  」

司会:医療法人社団今本内科医院 副院長 今本 千衣子

①「浮腫とは」       :旭川厚生病院 緩和ケアチーム
緩和ケア認定看護師 今野なぎさ
  ②「リンパ浮腫治療の実際」 :森山病院 リハビリテーション部
理学療法士 石神由希
  ③「終末期浮腫のケア」   :旭川厚生病院 緩和ケアチーム
緩和ケア認定看護師 今野なぎさ
   <製品紹介>    エンシュアH

※事前に日頃困った事や不明な点などがございましたら連絡先までFAXして下さい。当日お答えします。
      連絡先:FAX 0166‐27‐9732 「在宅ケアを育む会」事務局

以上

虫歯・水虫どころか…トンデモ救急要請の数々

川崎市で昨年1年間の救急出動件数が過去最多の6万件を超えた一方、搬送者数のうち入院の必要がない軽症者が約6割を占めていたことが、同市消防局のまとめでわかった。市消防局は「重症者の搬送に支障が出る恐れがある」として、適正な救急要請を市民に呼びかけている。

 市消防局によると、2011年の救急出動件数は6万1163件で、搬送人数は5万3908人。このうち軽症だったのは、05年以降2番目に多い3万1677人に上った。

 軽症の事例では、「虫歯が痛い」「水虫がかゆい」「爪を切りすぎた」など、そもそも救急車を呼ぶ必要がないと思われるケースも多かった。ほかにも、駆けつけた救急隊員に「話し相手がほしかった」と告げたり、「骨折した」との通報で急行したところ、ペットの猫のことだったということもあったという。

 市消防局の担当者は、「市民の最後のとりでとして信頼されており、緊急性がなくても、要請されれば行かざるを得ない。市民のモラルに訴えるしかない」と複雑な表情を浮かべる。

 市内には25隊の救急隊があり、昨年は8分36秒に1件出動した計算になる。通報者の管内を担当する救急隊が出動中で、急行できないこともあるため、市では「PA連携」という出動方法を採用している。

 救急隊と同時に、現場に近い消防隊を出動させ、消防隊が先着した場合は自動体外式除細動器(AED)などで応急処置する仕組み。出動件数の増加に伴い、PA連携の出動数も増えているという。

 市消防局では、ポスターやチラシで適正な通報を呼び掛けるほか、24時間態勢で医療相談などに応じる「市救急医療情報センター」の利用を勧めている。

「おいしい」かんで感じて

しっかりかんで、おいしく」食べる大切さを伝えようと、甲府市歯科医師会など6団体が食育推進活動として乳児を対象に味覚教育を行っている。地産地消などをテーマに食材教育を実施する食育活動が多い中、味覚や嗅覚などの五感を使い、「おいしい」と感じる体の仕組みを学びながら展開するのが特徴だ。
              山梨日日新聞 2012.1.13

高齢者のケア 歯ブラシを口に入れないときは

歯ブラシを口の中に入れさせてくれない方は、①口の衛生観念が乏しい方②認知症があるため認識できない方③口の中に痛みのある方などが考えられます。口のケアが行われずに問題になるのは、虫歯や歯周病ばかりでなく、口にたまった細菌のかたまり(プラーク)や食べ物のかすが誤って肺に侵入することで起こる、誤嚥(ごえん)性肺炎などの全身疾患を併発する可能性が高くなるからです。
 ①口の衛生観念の乏しい方の場合=口の衛生の重要性を理解し、磨くことの必要性を納得していただくことが大切です。食事がおいしくなったり、口臭が無くなりさっぱりしたりすることなどから理解を深め、根気強い努力と励ましが大切です。
 ②認知症のある方の場合=簡単な方法から慣らしていく方法があります。まずお茶を飲むことからはじめ、次にお茶で口をすすぐことができるようにし、そして綿球・綿棒・ガーゼなどを湿らせ、口唇、口の中と順に清拭(せいしき)を行って、歯磨きまでもっていくようにします。
 ③口の中に痛みがある方の場合=日常生活動作の低下に伴い、口のケアの拒否でしか痛みを訴えられない方もいます。一度専門家にmてもらうことも大切です。いずれも、口に合ったケアを探すことが必要です。
              福島民報 2012.1.9

生きる力を支える歯科医療の実現に向けて

日歯は2月11日(土・祝)、昨年8月2日(火)に成立し、同10日(水)に、公布・施行された「歯科口腔保健の推進に関する法律」(歯科口腔保健法)の成立記念シンポジウム「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」を、都内の東京国際フォーラムで定員の800名を超す856名の参加を得て開催した。
              日歯広報 2月25日

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