記事一覧

マイナひも付けで法改正 給付金振込先の登録促進 拒否なしは「同意」

児童手当や年金などの振込先として行政機関が既に把握している住民の口座情報をマイナンバーにひも付けて登録する新制度の導入に向け、政府が法改正を検討していることが12日、分かった。登録を進めて今後の給付金振り込みを迅速に行う狙い。ただ、マイナンバーとひも付けて、本来の目的とは違う給付に利用されることへの抵抗感も予想される。

 関連法の改正案は今年の通常国会に提出する方向で調整している。住民に通知した上で拒否しなければ同意したとみなして、自動的にひも付ける案が出ている。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けた給付金事務に手間取った教訓から、政府は口座の登録制度をつくった。マイナンバーカードの取得者向けサイト「マイナポータル」で、口座番号や氏名、金融機関名などを任意で登録する仕組み。口座情報を政府に把握される懸念から、普及が課題となっていた。

 新制度ではマイナカードを持たない人も対象となる。政府の想定では、自治体などが持つ情報に関し、所有者にひも付けの可否を問う通知を送付。一定期間内に不同意の意思を示さなければ登録できるようにする。

 昨年11月のデジタル庁有識者会合では「やや乱暴」「慎重に進めるべきだ」など、国民の理解を得て進めるよう求める意見が出ていた。

 総務省などによると、マイナカードの交付は今月10日時点で7276万枚に対し、公金支給口座の登録は先月25日時点で3225万件。政府はカード普及のため、現行の健康保険証を廃止しマイナカードに一本化、運転免許証との一体化も進める。

大坂なおみが妊娠発表 復帰は2024年に

女子テニス元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)が12日、妊娠を発表し、2024年まで選手活動を休止する意向を表明した。

 大坂はツイッター(Twitter)に胎児のエコー画像を投稿し、「将来に向けてたくさん楽しみなことがあります。それらの一つには自分の子どもが私の試合を見て、『あれが私のママ』と誰かに言うことです(笑)」とコメント。

 「2023年は私にとっていろいろ勉強する年となります。来年明けから皆さんに会えることを期待しています」とし、24年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)には出場する意向を示した。

 25歳の大坂は昨年9月に東京で行われた東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)を最後に試合に出場していない。同大会では2回戦を前に腹痛のため棄権。来週開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)も欠場を表明したが、理由は明らかにしていなかった。

 SNSでは最近、19年から交際しているとされる米ラッパーのコーデー(Cordae)さんと欧州を旅行する様子を投稿していた。

大阪府歯が無償提供のミルクボーイ歯科啓発動画

お笑いコンビのミルクボーイが出演する動画「生きる力を支える歯科(国民向け)」と「口腔機能低下症と検査の話(歯科医師向け)」が歯科医師会、同窓会だけでなく企業、市役所、歯科衛生士会など60団体ほどのイベントで活用されている。

 大阪府歯科医師会がホームページ上で公開し、無償で提供している動画で、これまでストリーミング方式での提供に限られていたが、11月17日からはCDによるデータ提供が可能となり、オフラインでも放映できるようになった。

https://www.oda.or.jp/comedymovie/

歯科通信

HPKIの需要・使用頻度を検証

日本歯科医師会は、HPKIカード(歯科医師資格証)発行を希望する歯科医師の窓口となり、MEDIS(医療情報システム開発センター)に送付する「HPKI需要検証事業」を開始する。15日の定例記者会見で柳川忠廣 副会長が報告したもので、カードの需要や使用頻度(電子処方箋の発行状況)などを把握して将来の需要予測を図るのが目的。諸経費の一部を国と日歯が助成し、従来の半分以下のコストで発行できる可能性も示唆した。

 令和5年1月から運用が開始される電子処方箋サービスで、電子処方箋を発行するためにはHPKIカードを用いた電子証明が必要になる。                      
【日本歯科新聞】

中医協 増点に賛否両論

オンライン資格確認等システムを導入した保険医療機関の手間の大きさ、再診時の薬剤情報などの確認の必要性から、一定期間に限って「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を増点するか否かの議論が行われた。患者がマイナ保険証を持参しない場合の負担などを考慮した評価の見直しを要望。一方で支払側委員からは唐突で国民の声を反映していないとして反対の意見が上がった。

 歯科の初診時において、抜歯などの手術や処置に備え、患者の薬剤等医療情報を把握することは大変重要との考えを示した上で、「患者がマイナ保険証を持参していない場合は、患者からの聞き取りに手間取り、時間やスタッフなどのサポートが必要な場合もある」と強調。長期治療時は、途中で薬剤情報が変わる可能性もあり、その都度聞き取る負担なども考慮して、評価の見直しを求めた。

【歯科通信】

オンライン資格確認導入の原則義務化について

オンライン資格確認の導入が原則として義務付けられる説明が厚生労働省よりございました。


 資料とYou Tubeにて配信された動画を本会ホームページの会員ページに掲載しましたので、下記URLよりご確認ください。

https://doushi.net/member/bukai/view/669

定期歯科健診 リスクよりメリットで受診意欲

定期歯科健診を受診している人は、普段から歯間ブラシやフロスを使う習慣のある人、受診に利点を感じている人。岡大の研究グループが明らかにした。

 すべての世代で定期歯科健診は重要とされているが、高校卒業後は義務化されておらず、自分の意思次第となるため、継続して受診する人が少ない現状がある。研究グループは、定期歯科健診の受診の意志に影響を及ぼす因子を調べた結果、受診の意志がある人は、歯間ブラシやフロス習慣のある「口腔衛生行動が良い人」や「歯科健診を受診すると良いことがあると感じている人」で、それぞれオッズ比は1.6あまりだった。一方で、リスク回避性については関連が認められなかった。

 その上で「意志に関連する因子に基づいたアプローチをしていくことで、今後の歯科健診の受診行動を改善し、口の健康が良くなる人が増えていく可能性がある」としている。


【歯科通信】

12/26からHPKI需要検証事業を開始

来年1月から運用開始が予定されている電子処方箋サービスにおいて、電子処方箋の発行には現状ではHPKIカードを用いた電子署名が必要です。
 

 そこで、歯科におけるHPKIの需要と利用状況等の調査確認を目的に、12月26日(月)より「HPKI需要検証事業」を実施します。
 事業期間内に受理した申請については、カード発行料金へ補助金が適用されます(補助適用後の発行費用:15,000円)。

 詳細は、日歯HP( https://www.jda.or.jp/dentist/hpki/)よりご確認ください。

【日歯メールマガジン [No.757 22/12/26]より】

過去ログ