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口腔ケアは全身疾患の予防につながるのか「分かりやすい発信方法を考えたい」‐河口浩之・広島大学病院革新的病院口腔ケアプロジェクトセンター長に聞く

革新的病院口腔ケアプロジェクトセンターの概要を教えてください。

 広島大学の「プロジェクト研究センター構想」の一環として設立されました。センター開設にあたり特別に人材を募集したり、スタッフの所属を変えたりするのではなく、広島大学病院の各診療科や各部署から集められたメンバーで構成されています。書類上の構成メンバーは各診療科の科長や各部署の代表者を中心とした24人ですが、科長などが声をかけた際はその科の人たちにも参加してもらうため、より多くの方に関わってもらいながら運営できる状態となっています。

 設立目的は口腔と全身の関係性をさまざまな方面から分析・発信することです。大学院の医系科学研究科である基礎的な細菌学や疫学、疫病制御学をはじめとして、医療データの解析部署、医科や歯科・診療科なども入った包括的な研究センターとなっています。

 周術期口腔機能管理の実施には、疾患によっては入院日数が減少する、口腔内の衛生状態が向上するなど病院と患者さんの双方にメリットがあります。しかし入院の状況によっては、歯科の介入を受けない患者さんもいるため、口腔ケアを入院患者さん全員に行うことはできません。そこで当プロジェクトにて口腔ケアの影響を基礎的・臨床的に分析し、全ての入院患者さんに対する新たな口腔ケアの方法や有効性を発信したいとの考えから「革新的病院口腔ケア」と名付けました。

花粉症・アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法中の抜歯時の注意について

花粉症やハウスダスト、ダニアレルギーの舌下免疫療法で使われている「シダキュア」「ミティキュア」を使用している方が、抜歯等の外科的な歯科治療後に創面から成分が入り込むと、アナフィラキシー様症状で気道が腫れて窒息する可能性があるとの報告があります。
 5歳以上から使用され子どもにも処方されているケースもあるため、乳歯の抜歯も要注意です。保護者に服用の有無を確認する必要があります。

 今のところ口腔外科学会などからの注意喚起はありませんが、昨今の生活環境を考えますと何らかのアレルギーに対する問診は慎重に行う必要があると思われます。
 使用している場合は術後の休薬等の検討も考慮してください。

新型コロナに罹ったら何日休む?

5類移行後、新型コロナに罹ったら外出できないの?

 新型コロナに感染しても法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは、個人で判断することになります。ただ、その判断の目安として、厚生労働省は発症日を0日目として5日目までは外出を控えることを推奨しています。症状が続く場合は、軽快から24時間は控えるよう呼びかけています。検査による陰性証明は必要ありません。

ウイルスは変わらないのに大丈夫?

 厚労省は国立感染症研究所のデータなどから、「発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出している」として、発症後10日目までは不織布マスクを着用するなど、周りに拡げないための配慮を求めています。高齢者らリスクの高い人との接触も控えるよう呼びかけています。

濃厚接触者はどうすればいい?

 保健所などが濃厚接触者を特定し外出自粛を要請することも基本的にはなくなります。ただ、厚労省は同居家族らが発症した場合は7日間は高齢者らとの接触を控えるよう推奨しています。

 また、季節性インフルエンザなどと同様に、医療機関や高齢者施設で感染が広がった場合は、今後も疫学調査が行われる可能性があります。

Chat-GPTが第117回医師国試で合格点

株式会社MICINは4月25日、金沢大学医学類の学生および同大融合研究域融合科学系の野村章洋准教授らの研究グループと共に実施した研究に関する成果を報告する論文をオンラインで公開したことを発表した(詳細については論文を参照)。

 この研究は、2023年2月に実施された第117回医師国家試験の画像なし問題262問を、昨今注目を集める生成AIによる対話型サービス「Chat-GPT」のGPT-3.5およびGPT-4に解かせるという内容だ。

 その結果、Chat-GPT(GPT-4)は必修問題(合格最低ラインは80.0%)で82.7%、基礎・臨床問題(合格最低ラインは74.6%)で77.2%のスコアを獲得し、合格最低ラインを満たした。

 研究グループは第117回医師国家試験の問題を解かせる前に、まずは第116回医師国試の画像なし問題を用いて入力プロンプト(Chat-GPTから解答を得るための指示文)を検討し、GPT-3.5を用いた第116回医師国試の当初の検証では52.8%という正答率を得た。

 その後、プロンプトを平易な英語に翻訳した上で要約をすることや、基礎・臨床といった質問タイプごとにプロンプトをチューニングするといった調整を行うことで、正答率が向上した。

 こうした調整を経て、第117回医師国家試験の問題を解かせた結果、262問中206問で正解した。必修問題と基礎・臨床問題ともに、合格最低ラインを満たした。

 研究グループは不正解となった56問について、なぜ不正解となったのか要因を分析している。その結果、不正解となった56問のうち33問(58.9%)では「医学知識の不足」が、17問(30.4%)では「日本特有の医療制度情報」が、4問(7.1%)では「数学的誤り」が要因となっていたことが分かった。

 論文において研究グループは「医学の文脈において時代遅れ、決定的に間違っている解答もあった」としたほか、「医療保険分野における日本の薬事法、厚労省の指導、ガイドライン、公衆衛生に関する問題についてChat-GPTは適切に答えることができなかった」としている。

従業員にマスク着用求めず ローソン、5類移行で

ローソンは25日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月8日から5類に引き下げられることに合わせ、従業員のマスク着用を「推奨」から「個人の判断」と変更し、求めないと発表した。レジに設置しているビニールカーテンや入店時のアルコール消毒も不要とする。

 マスク着用を巡っては3月、政府が原則として個人の判断に委ねるとしたことを受け、顧客には求めないこととし、店舗従業員には「励行」から推奨へと変更していた。

クラウドファンディング

北海道大学大学院 歯学研究院 口腔顎顔面外科学教室では標記について、今回、向こう5年間のプログラム実施にかかる費用を募るため、クラウドファンディングにてご寄付を募っております。

[詳しくはクラウドファンディング該当ホームページ]
  https://readyfor.jp/projects/HokudaiOMFS-ikusei
[寄付募集期間]
 2023年3月1日(水)9:00~同年4月28日(金)23:00

障害児の健康づくり尽力 医療功労賞を受賞、郡山の岡本さん

 地域医療や保健福祉に長年尽力した人に贈られる「第51回医療功労賞」の中央(全国)表彰を受けた元県作業療法士会長の岡本宏二さん(62)=郡山市、ふくしまをリハビリで元気にする会理事長=は19日、県庁を訪れ佐藤宏隆副知事に会い、「みなさんの期待に応えられるように活動を続けてきた」と、これまでの取り組みについて語った。

 岡本さんは作業療法士として、県内の病院で病気やけがをした人のリハビリを担ってきた。東京電力福島第1原発事故が発生し屋外での遊びが制限されるようになると、県内各地の体育館などを利用して発達障害児らに屋内での遊びの機会を提供する「あしかの遊びの会」の活動を展開し、子どもの健全育成に尽くした。

 岡本さんは「私たちが子どもたちから元気をもらった面もある。もっとできることを増やしていきたい」と話した。佐藤副知事は「県民の健康づくりをどう進めるかが大きな課題となっている。子どもの頃から健康づくりの意識を高めていただいた」と活動をたたえた。

道内事業者等事業継続緊急支援金(エネルギー価格高騰分)について

新型コロナウイルス感染症の影響による売上の減少に加え、エネルギー価格高騰の影響を受けている道内の事業者を対象とした新たな支援金の給付が始まります。

 給付額は、中小・小規模事業者10万円、個人事業者5万円で受付期間は、2023年1月19日(木)~2023年4月30日(日)となります。
※当日消印有効

 詳しくは下記専用ホームページを参照願います。
 なお、希望される先生方は郵送用の申請書類を送付させていただきますので、本会事務局会計課(011-231-0945)までご連絡願います。

道内事業者等事業継続緊急支援金(エネルギー価格高騰分)ホームページ
https://kinkyushien-energy-hokkaido.jp/

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