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新型コロナ 8960人感染、23人死亡 /北海道

道内で19日、新たに8960人の新型コロナウイルス感染が確認され、計98万2605人となった。日別の感染者は2日連続で8000人台となり、15日連続で前週の同じ曜日を上回った。また、23人の死亡も報告され、死者は計3018人となった。

 亡くなったのは、道発表の70~90代男女を含む10人▽札幌市の60~80代男女10人▽小樽市の80代と90代の2人▽旭川市の1人。

 病床使用率は全道48・7%、札幌市52・1%となっている。

 新たなクラスター(感染者集団)は22件。旭川市の特別養護老人ホーム(24人)▽同市の住宅型有料老人ホーム(17人)▽函館市の介護保険事業所(18人)――などで判明した。

慰謝料と謝罪広告命じる 北海道の月刊誌に旭川地裁

北海道旭川市でいじめを受けた中学2年の女子生徒が凍死した問題を巡り、月刊誌に誤った内容の記事を掲載され名誉を毀損(きそん)されたとして、死体検案書を書いた医師が出版社と筆者に慰謝料などを求めた訴訟の判決で、旭川地裁(剣持亮(けんもち・りょう)裁判長)は15日、22万円の支払いと誌面への謝罪広告の掲載を命じた。

 判決によると、旭川市を中心に約2万部発行される同誌は昨年10月号に「医師が当初、死に影響を及ぼした傷病名として『統合失調症』と誤った記載をしたのは、警察からの情報を基に推測で書いたため」などとする記事を掲載した。

 剣持裁判長は「検案書に誤った記載がされた事実を示しているに過ぎず、社会的評価を低下させるものとは認められない」と指摘した。一方「医師が検察官と毎月のように食事する間柄」との内容については、同誌側も真実ではないと認めており、賠償と謝罪を命じた。

 原告側の弁護士は「控訴は本人と相談して判断する」と話し、月刊誌は「今後は記事の正確さを期していきたい」とコメントした。

75歳以上の医療保険料、1人あたり年4千円増検討 現役は負担減へ

医療保険制度の見直しについて、厚生労働省が検討する改正案の全容が16日、わかった。75歳以上の高所得者の保険料上限を年66万円から80万円へと大幅に引き上げ、中所得者の保険料も増やす。これにより75歳以上の高齢者1人あたりの保険料は年4千円増える。一方、現役世代らの保険料負担は抑え、1人あたりで1100~300円下げる。来年の通常国会で関連法案を提出し、2024年度からの実施を目指す。

 同省の制度見直し案は、現役世代の負担を和らげるため、年齢によらず支払い能力に応じた負担を求める考えを前面に打ち出した。

 75歳以上が入る後期高齢者医療の保険料上限額の引き上げ幅(14万円増)は過去最大となる。08年度の制度開始以降、これまでも段階的に引き上げられてきたが、一度の上げ幅は最大でも5万円だった。

唾液でがんリスク評価 ネーブル、サービス開始

地域商社「ネーブル・ジャパン」(松阪市日野町、濱岡正己社長)は15日、サリバテック(山形県鶴岡市、砂村眞琴CEO)と業務提携し、同社の唾液でがん罹患(りかん)リスクを評価するサービス(1万4千円)を開始したと発表した。自宅で採取して冷凍便で返送し、膵臓(すいぞう)がんなど部位別に分かる。

 サリバは英語で唾液の意味。検査は唾液中の代謝物質3千種類の濃度を高精度に分析する。膵臓、肺、大腸、胃、口腔(こうくう)、乳のがん6種別で罹患リスクが分かる。

 サリバテックの砂村CEO(最高経営責任者)が、膵臓がんで亡くなる患者を早期発見で減らそうと研究して開発した。

 ネーブルは新型コロナウイルスのPCR検査サービスを提供する中で、サリバテックを知り、業務提携した。企業や市町に利用を呼びかけていく。

 濱岡社長は「自宅で簡単に検査でき、がん部位の特定までできる。人間ドックに比較すると時間がかからず安価」とアピールしている。

 問い合わせはネーブル・ジャパン=電話0598(67)7649=へ。

75歳医療保険料、14万円増 高所得の年上限額引き上げ 政府調整、中間層も

 政府は、75歳以上が入る後期高齢者医療制度の保険料に関し、一部の高所得者の年間上限額を現行の66万円から80万円程度に引き上げる方向で調整に入った。保険料は年約14万円増える。年間上限額の引き上げに併せ、比較的所得の多い中間層の保険料も増額する。高齢化で医療費が膨張する中、経済力に応じた負担を求める狙い。2024年度の実施を目指す。政府関係者が8日、明らかにした。

 25年には団塊の世代が全員75歳以上となり、医療費が一層膨らむ見通し。財源の半分弱は現役世代の保険料で賄われており、政府は75歳以上の保険料を増やし、現役の負担軽減につなげたい考えだ。保険料の上限額の引き上げ対象者は全体の約1%で、中間所得層の増額の内容については今後詰める。対象の線引きや引き上げ額によっては、反発を招く可能性がある。

 政府は、社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)で議論し、22年末に結論を出す。23年の通常国会に関連法改正案を提出する方針。

 後期高齢者医療制度の保険料は、原則加入者全員が負担する定額部分と、収入が年金だけで年153万円を超える人(75歳以上の約4割)が払う所得比例部分からなる。保険料の年間上限額は現在66万円で、年金と給与の合計が約1千万円以上の人(75歳以上の約1%)が対象となっている。

 今回、年間上限額を80万円程度に引き上げ、所得比例部分を重視した仕組みに改めて、高齢者の支払いを増やす。

 75歳以上の医療費全体は22年度、窓口負担を除き約17兆円。うち約5割に国や自治体の公費を投入し、約1割は75歳以上の保険料、残り約4割を現役世代の保険料の一部を使った「支援金」で賄っている。

歯科クリニックグループが破産、負債9億円

(医)○○会(港区)は10月28日、地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人に弁護士(法律事務所)が選任された。

 負債総額は9億447万円(〇年8月期決算時点)。

 秋田県で歯科クリニックとして個人創業後、2010年3月に(医)の商号で法人化した。秋田県や宮城県内、関西地区、東京都内などに歯科クリニックを開業した。

 積極的な展開で一時は全国に〇カ所のクリニックを有し、2021年売上高8億7179万円をあげていた。しかし、事業拡大の一方で開院費用の負担などから採算は低迷、近年は赤字決算が続き債務超過に陥っていた。

 こうしたなか、2020年8月に創業者が理事長を辞任し、以降、短期間で理事長が2回交代した後に2021年12月に現理事長が就任した。その後、2022年3月31日には現商号に変更。同年4月1日付けで市内から現地へと移転していたが、経営不振の状況から脱却できず9月30日に事業を停止、破産申請の準備に入っていた。

飲酒後の注意(歯科視点)

飲み会の後、「眠いから歯磨きは明日でいいか」など
何をやるにも面倒になってしまいそのまま寝てしまうことありませんか?
本来は飲み会の後も就寝前にしっかり歯磨きをすることが望ましいです。
しかし、酔っ払ってしまっているとそこまで気が回らず、歯磨きをサボってしまいます。
どうしても面倒な時は、水で口をすすいだり、うがいするだけでも全然違います。
また、お酒を飲んでいる最中に一緒に水を飲むだけでも乾燥を防げますので
「帰ってから面倒だな...」と思ったら、お酒を飲みながら隙をみて
お水を飲んでみてくださいね。

慢性的な多量飲酒による悪影響5つ

1.免疫機能や唾液分泌、口腔衛生の低下
2.胃酸の逆流
3.酸性で糖質を多く含むお酒ばかり飲むことによる栄養状態の悪化
4.口腔内細菌の変化
5.グルタルアルデヒドなどの有害代謝産物や外傷が増える

この5つが起こることによって
・口腔ガンの発症率が上昇
・口臭の悪化
・歯の着色
・歯の喪失および咀嚼機能の減退
・歯科の局所麻酔が効きずくなる
このような症状がみられることが多い。

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