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【よくかむと体にいい】科学的根拠を解明

よくかむと体にいい、太らない、1口30回はかみなさいー昔からよく言われていることだが、科学的根拠はこれまで解明されていなかった。奥羽大薬学部疾患薬理学教授・同大歯学部付属病院内科糖尿病専門医の衛藤雅昭氏は30日までに、スウェーデンで行われた欧州糖尿病学会で、そのメカニズムを発表。
 よくかんで食べると、脳に食欲を抑えるサインを出す消化管ホルモン「PYY」、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)に働く消化管ホルモン「GLP-1」を増加させるという研究成果を明らかにした。
                   福島民友 2010.10.1

泳いだ後にのどの痛みを感じるのは?

海の水にはさまざまな雑菌がいます。プールの中は、逆に水道水よりさらに強い塩素系の消毒が施されています。つまり、飲んでいるつもりはなくても、鼻からや、息継ぎなどの時に、のどに流れ込み、食道だけでなく、気管にも入っているのです。
 実は、こうした水の流れ込みなどによっておこる感染症の一つが咽頭結膜熱、つまり「プール熱」なのだとか。これは、アデノウイルスという微生物が、プールなどの水を媒介として人の体に寄生し、ノドの痛み、結膜炎、高熱などを発するものだ。
 泳いでのどが渇いたから、お腹がすいたから、といって、すぐに飲み食いするのは危険なこと。空気感染、飛沫感染、だけでなく【水浴感染】にも注意が必要です。
                   夕刊フジ 2010.9.18

歯科インプラント体多種品の連結可能に

歯科用医薬品・治療材料世界最大手の米デンツプライ・グループの日本法人、デンツプライ三金は、多種多様なインプラント体の連結を可能にするカスタムメイドの金属フレームシステム「ISUS(アイサス)」を国内で正式発売する。多数の歯の欠損がある患者に対する新システムで、工業用のCAD/CAM(コンピュータを用いた設計/製造)技術を応用することで、安値・高精度な製作を可能にした。
               化学工業日報 2010.9.30

障害者自立支援法の改正求め9団体が声明

日本発達障害ネットワークなど9団体は11月2日、厚生労働省で記者会見し、前通常国会で廃案になった障害者自立支援法改正案の成立を求める声明を発表した。この中で9団体は、同法に代わる新法などの在り方を検討している内閣府の「障がい者制度改革推進会議」や、その下部組織の「総合福祉部会」での議論を乱すつもりはないと前置きした上で、「新法制定までに改善できることは、すぐに行うべきではないか」と主張した。
 会見したのは、▽日本発達障害ネットワーク▽障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会▽全国児童発達支援協議会▽全国重症心身障害児(者)を守る会▽全国地域生活支援ネットワーク▽全日本手をつなぐ育成会▽日本重症児福祉協会▽日本知的障害者福祉協会▽日本発達障害福祉連盟―の9団体。
 9団体の各代表は、政府が目指している2013年8月までの障害者自立支援法の廃止とそれに代わる新法の施行に触れ、「新法の施行までに3年近くかかる。特に障害児は、その間も支援強化を必要としている」「改正案の内容は、社会保障審議会で障害者団体も加わって話し合ったもの。障害者のためになるものだ」などとして、障害者自立支援法改正による利用者負担の軽減措置の恒久化や相談支援事業の相談員の増員を求めた。
 また、障害者制度改革に新法で対応すべきとして障害者自立支援法改正に反対している団体については、「新法制定がゴールなのは同じで、そこに向かう過程に違いがある。新法制定に向けては、一緒に頑張りたい」(戸枝陽基・全国地域生活支援ネットワーク事務局長)とした。
9団体は、同日中に衆参両院の厚生労働委員会の所属議員に声明を提出する予定で、今後、厚労省の政務三役にも提出したいとしている。
障害者自立支援法をめぐっては今年1月、障害者らによる同法違憲訴訟の原告と政府との間で、同法の廃止や同法に代わる新法制定などを盛り込んだ「基本合意文書」が取り交わされた。その後、民主党などは新法制定までの暫定措置として、同法の改正案を前通常国会に提出したが、事前の相談がなかったとして原告らが反発、改正案は廃案になった。8月には「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」などが、改正案を再上程しないことを望む声明を発表していた。
( 2010年11月02日 16:51 キャリアブレイン )

宇宙から学ぶ 虫歯を防ぐ唾液の働き

口腔(こうくう)内関連でいうと、宇宙の無重力状態では地上に比べ、虫歯菌(ミュータンス菌)が推定40~50倍以上に増えることが分かったそうです。これは、歯から虫歯菌を洗い流す作用のある唾液(だえき)が、宇宙では口腔内で流れが変化するためとみられています。
 一方、地上のわれわれに関していえば、就寝中に唾液の分泌量が減るため、起床時には虫歯菌が夕食後の30倍にも増えるという報告があります。夕食後、特に就寝前にブラッシングをすると虫歯を予防できるということは、理にかなっているいえるでしょう。
                   福島民友 2010.9.10

生きがいを支える国民歯科会議 歯科医療の役割、地域社会へ展開 有識者会議が提言

今後の歯科医療のあり方を考える有識者会議「生きがいを支える国民歯科会議」(議長・大島伸一国立長寿医療研究センター総長)は3日、「医療の目的を歯の治療から食べる幸せへと広げ、活躍の場を診察室のみならず地域社会へと展開することに期待する」とした提言をまとめ、日本歯科医師会(大久保満男会長)に提出した。

 国民歯科会議は医療や食の学識者らで構成、09年8月から歯科医の社会的役割などを議論してきた。この日、「食べる、生きる、幸せ噛(か)みしめる」(毎日新聞社など後援)と題したシンポジウムも東京都内で開かれ、鷲田清一・大阪大学長らが討議した。
2010年11月4日 提供:毎日新聞社

認知症の人の食事と医療提携

日時 平成22年11月27日(土)14:00~16:40
 場所 旭川市市民活動交流センター CoCoDe(ココデ)
ホール (旭川市宮前通東 ℡0166-74-4151)
 対象 一般地域住民、医療・看護・介護関係者等
 内容 14:00~14:10 開会:挨拶
    14:10~15:10 基調講演:「認知症の人の食べるよろこ
びを地域で支えるために」
   北海道医療大学 看護福祉学部看護学科 教授 山田律子氏
    15:10~15:20 休憩
    15:20~16:20 講演1:「在宅ケアにおける医療連携の
実際 -地域ケアネット旭川の取り組み-」
   旭川市医師会 地域ケア推進委員会 委員長 鈴木康之氏
            講演2:「これからの医科歯科連携 ~
在宅歯科診療の観点から~」
   旭川歯科医師会 地域医療理事 藤田浩孝氏
    16:20~16:40 討論: 「(仮)食支援のチームアプ
ローチについて」
        <座長>旭川歯科医師会 副会長 井合典郎氏
            閉会
 申込 上川中部地域歯科保健推進協議会事務局まで電話・FAX
にてお申し込みください
    事務局:旭川市保健所健康推進課 電話  0166-25-6315
                    FAX 0166-26-7733
 

病的口臭 舌ブラシで舌苔を取り除き舌体操で唾液分泌を促す

口臭予防の秘策のひとつは、舌苔を取り除くことです。しかし、うがいをするだけでは除去できません。毛先の付いた舌ブラシを適度な強さで舌にあて、奥から前に向かって動かし、きれいに掃除をします。
 自己流では上手に舌苔を清掃できないので、必ず歯科医で教えてもらわねばならない。口臭予防のもう一つの秘策は、舌体操で唾液の分泌量を増やし、口の中の洗浄作用や抗菌作用などを高めることです。
                  日刊ゲンダイ 2010.9.8

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