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規則正しい生活も予防に

市販のうがい液やスプレーの多くは、香料でさわやかな気分になれるが、口臭の原因である揮発性硫黄化合物(VSC)を減らす効果は認められていない。結局、舌苔を舌ブラシで取り、同時に歯周病の治療と予防に努めるのが効果的な口臭対策だ。
 このほか、舌苔を増やさない生活習慣として、①十分な睡眠 ②疲れ、ストレスをためない ③適度な運動を挙げる。「口内は、虫歯や歯周病などを起こす細菌と、体を守る免疫細胞が常に戦っている場。寝不足やストレスを感じている時は、免疫の動きが衰えて細菌が増え、口臭が強くなる。規則正しい生活自体が口臭予防につながる。
               読売新聞 2010

本日よりリニューアル

 当院ホームページがリニューアルしました。私自身もまだなれませんが、宜しく御願いします。

舌ブラシ朝の歯磨き前に

舌苔を取り除く舌清掃が最も効率的な口臭予防法だ。手近にある歯ブラシで舌の表面をブラッシングするのを勧める歯科医師もいるが、歯ブラシでは2回こすっただけで、かすかでも、出血することが分かっている。毎日の清掃なので、できるかぎり、舌を傷つけないようにと注意を促す。
 舌苔は、舌先よりも舌の奥の方にたまりやすい。鏡に向かい、舌を出来るだけ前に突き出した時、一番高くなった所が、ちょうど舌苔がたまる部分。まず、ここに舌ブラシをあてて、後ろから前へと、この一方向だけに動かす。1~2回ごとにブラシを見て、付着した白っぽい舌苔を洗い流す。10回程度で、舌苔はきれいになくなる。就寝前にする必要はなく、朝の歯磨き前にするだけで十分だという。
               読売新聞 2010.5.28

舌の上に においの元

自分では気づかないが、対面する人には届いているかもしれない口のにおい。チューインガム、うがい液、香料入りスプレーなどの対策グッズが数多く販売されている。
 口の中に問題がある場合、最も大きいにおいの元は、舌の上にたまった舌苔だ」という。舌苔は、新陳代謝ではがれ落ちた口腔内の粘膜細胞や食べかすなどに、歯周病菌や虫歯菌といった口内の様々な細菌が付着し、舌表面にたまると考えられている。
 舌苔は、歯周病を引き起こす細菌の供給源とも考えられている。八重垣さんは「口臭で最優先すべきは舌の清掃。歯周病がある場合、舌苔も取り除くのを忘れずに」と話す。
               読売新聞 2010.5.27

ストレスから歯痛に

 2000年5月、静岡市立清水病院口腔外科の井川雅子さん(歯科医師)さんは東京女子医大東医療センター(東京・荒川区)精神科准教授の山田和男さんと協力し、原因不明の痛みの治療に取り組んでいる。ストレスや不眠、過労がきっかけで起きやすい。女性に多く、夫や義母との確執や、職場の人間関係の悩みを抱えているケースが多い。歯科治療後の発症もよくある。治療の痛みや不快感がストレスになったと考えられるという。
 治療には抗うつ薬が用いられる。よく使われるのは三環系のアミトリプチリン(商品名・トリプタノール)
               読売新聞 2010.5.25

歯ぎしり かみ合わせ悪いと全身不調も

歯ぎしりは顎を動かす咀嚼筋の生理的な活動とわかってきた。動物の顎の骨や歯は、獲物をかむなどの攻撃的な行動に使われてきた。現代人は口を武器として使わなくなり、攻撃性を歯ぎしりで発散すると考えられている。
 物事を内側にため込む性格の人に、強い歯ぎしりをする傾向がみられる。他にも強いストレスやアルコールが咀嚼筋の活動を活発にし、歯ぎしりが起きやすくなるという。佐藤さんは「歯ぎしりは病気ではなく、ストレスを発散するための大切な機能。歯ぎしりに耐える正常なかみ合わせを持つことが重要です」と話す。
               朝日新聞 2010.5.24

要介護・要支援認定者は過去最多の467万人―08年度介護保険事業状況報告

厚生労働省は6月22日、「2008年度介護保険事業状況報告(年報)」を発表した。それによると、08年度末時点の要介護・要支援認定者は前年度比14万人(3.2%)増の467万人で、介護保険制度創設以降で最多となった。このうち、65歳以上の第1号被保険者は452万人、40歳以上65歳未満の第2号被保険者は15万人だった。
 また、08年度の1か月平均のサービス受給者数は377万人で、前年度に比べて14万人(3.9%)増えた。内訳は、居宅サービスが11万人(4.0%)増の273万人、地域密着型サービスが3万人(15.8%)増の22万人、施設サービスが0.7万人(0.9%)増の83万人。施設サービスに比べて、居宅サービスと地域密着型サービスの伸び率が上回る結果となった。

 保険給付で見ると、利用者負担を除く08年度の給付費は、前年度比2584億円(4.2%)増の6兆4185億円だった。
 また、特定入所者介護サービス費と高額介護サービス費を除く08年度の1か月平均の給付費は5062億円で、居宅サービスが2519億円、地域密着型サービスが423億円、施設サービスが2119億円だった。

■介護給付費準備基金保有額は4050億円
 08年度の全国の保険者の介護保険特別会計は、歳入7兆2351億円、歳出7兆469億円で、差引残額は1882億円。このうち、国庫支出金の精算額を引いた額は1054億円となった。また、年度末時点での介護給付費準備基金の保有額は前年度比872億円(27.4%)増の4050億円となった。
( 2010年06月22日 21:23 キャリアブレイン )

「高齢者対策は認知症対策にあり」―日本GH協が公益法人に改組後初の総会

公益社団法人「日本認知症グループホーム協会」は6月25日、公益法人に改組後、初の総会を東京都内で開催した。冒頭、あいさつした木川田典彌代表理事は、「会の発足から『高齢者対策は認知症対策にあり』との思いは変わらない」と述べ、認知症ケアの重要性とそれを支える活動を行う方針を改めて強調した。
 木川田代表理事は最重要目標として、「日本GH協から、社会保障審議会あるいは介護給付費分科会の委員を輩出したい」と明言。それが実現しなければ、「増え続ける認知症の人の尊厳を守れない」とした。

 総会では、今年度の事業計画などが提案され、賛成多数ですべての議案が承認された。また、9月27、28日に公益法人に改組した記念フォーラムを千葉県の舞浜で1200人規模で開催することなどが発表された。
( 2010年06月25日 18:26 キャリアブレイン )

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