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とことんやっつけたい歯周病①

 歯周病は、全身病
 歯周病は細菌による感染症。進行すると歯茎や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織が破壊され、歯が揺れて噛めなくなり、最後には歯が抜け落ちてしまう。また、歯周病菌やその毒素は、血流にのって口から全身へと運ばれたり、気管から肺へ進入したりして、身体全体に悪影響を及ぼすことがわかったきた。糖尿病、心臓疾患、低体重児出産などをはじめ、肺炎、骨粗鬆症、関節炎、発熱などへの関連もある。
             読売life 2009.11

 「国民健康・栄養調査(体格等)」 厚生労働省

過日、厚生労働省が発表しました、2008年度国民健康・栄養調査の結果によ
りますと、体格の指数であるBMIが25以上の肥満者の割合は、男性28.6%、
女性20.6%。特に男性は40歳代が35.9%、50歳代が32.4%と高くなっていまし
た。
 一方、やせている人の割合は、男性4.3%、女性10.8%でした。

 その他調査項目の結果は、活動・運動については、男性33.3%、女性27.5%
に運動習慣があり、男女とも5年前と比べて改善していました。
 歩数の平均値は、男性7,011歩、女性5,945歩で、ともに5年前より減少して
います。
 また、朝食を欠食する人の割合は、男女とも20歳代が最も多く、男性で30.0
%、女性で26.2%でした。
 1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」が最も多く、男性
35.0%、女性36.5%でした。
 また、飲酒習慣のある人の割合は、男性35.9%、女性6.4%であり、現在、週
に1日以上飲酒している人で飲酒日1日あたり3合以上を飲酒する人の割合は、男
性で10.3%、女性で6.4%でした。

「今年の漢字」を予想してみました □■

今年の世相を表す漢字が例年通り12月12日京都・清水寺で発表されるそうです。
昨年はオバマ大統領選出に向けた合言葉“Yes,We can !”を導き出した
『Change = 変革』というスローガンに代表される『変』の字が選ばれました。
さて、今年の漢字に影響を与えそうな出来事は、といいますと
 ・新型インフルエンザの世界拡大
 ・大麻/薬物の蔓延
 ・定額給付金の支給
 ・高速道路ETC使用の休日1,000円
 ・民主党への政権交代      といったところでしょうか。

 キーワードは、インフルエンザ感染、大麻・薬物汚染、の『染』や『薬』、
あるいは政権交代につながった選挙、国民の選択の『選』などが候補にあがる
のではないでしょうか?

 来年起こるであろう事は予測できませんが、1年後には『清』とか『増』とか
『明』とかの漢字が話題に上っていることを願っております。

ヤセ形の人でも発症 睡眠時無呼吸症候群

たっぷり睡眠を取ったつもりでも全然、休息にならない辛い病気。意外と気づきにくいのはヤセ形の人。知らずに放置していると心疾患や脳卒中を合併しやすく生命に危険が及ぶ。日中、いつも強い眠気に悩まされている人は要チェックだ。

 ★「睡眠時無呼吸症候群」チェックリスト
   □「いびきがうるさい」と指摘されたことがある
   □睡眠中、「呼吸が止まっている」と指摘されたことがある
   □十分睡眠時間をとっても疲れがとれない
   □朝起きて頭がスッキリしない、頭痛がする
   □寝ていると口や喉が渇く
   □睡眠中、何度もトイレに起きる
   □肥満がある
   □昼間、強烈な眠気に襲われる
   
  2つ以上該当するようなら診察を受けましょう。
         夕刊フジ 2009.10.19

「孫育て」学ぼう

 育児の常識は、30~40年前に比べて大きく様変わりしている。日本助産師会によると、「粉ミルクの方が大きく育つ」「抱き癖がつくから必要以上に抱っこしない」といった当時の常識は、「母乳の方が免疫がつく」「抱っこは情操教育にいい」と正反対の意見が主流だ。
 汗疹の予防に有効として、全身が真っ白になるまで塗ったベビーパウダーも、「塗りすぎは毛穴をふさぐので、ほどほどに」。硬い食べ物を口の中で噛み砕いて幼児に与えるのは、今は「雑菌が入るので虫歯の原因」と敬遠されている。
 こうしたギャップに祖父母たちは困惑するが、子を持つ家庭の半数以上が共働きの時代を迎え、身近な育児の担い手として期待は増すばかり。同会には「今の子育てを教えて」という問い合わせが相次いでおり、今後、既に実施している東京と大分以外でも孫育て講座を開こうと、講師の育成を始めた。
         読売新聞 2009.10.24

歯周病 唾液で判定

研究開発用試薬製造のベンチャー企業「多機能性蛋白(たんぱく)研究所」(仙台市)は、唾液(だえき)に試験紙を付けるだけで歯周病の感染の有無や炎症の程度を判定できるキットを開発した。軽度の炎症を検出でき感染の早期発見につながるほか、手軽に使えるため家庭での自己管理にも活用できるという。
         河北新報 2009.10.17

歯科診療所、初の減少―医療施設調査

厚生労働省が11月26日に公表した「2008年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」によると、昨年10月現在の歯科診療所の数は6万7779施設で、前年同月から19施設減少した。
 この調査は、旧厚生省が1948年に開始。53年から統計法に基づく調査が行われているが、歯科診療所の施設数が減少に転じたのは今回が初めて。

■一般診療所数も21年ぶりに減少
 また、歯科以外の一般診療所の施設数は9万9083施設で、前年から449施設減少した。一般診療所は87年から07年まで一貫して増加してきたが、21年ぶりに減少に転じた。
 「無床」が450施設増加したものの、入院施設がある「有床」が899施設減少した。
更新:2009/11/26 23:08   キャリアブレイン

「国民健康・栄養調査(喫煙について)」 厚生労働省

厚生労働省が発表しました平成20年の「国民健康・栄養調査」結果によりま
すと、現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性36.8%、女性9.1%で、平成
15年以降男女とも減少しています。
 このうち、20歳未満で喫煙を開始した者の割合は、男性29.1%、女性16.5%
であり、こちらも平成15年に比べ男女とも減少しています。
 また、禁煙したいと思っている人は、男性28.5%、女性37.4%でした。
 1日に21本以上吸う人の割合は、男性25.3%、女性9.2%でした。

 なお、「たばこを吸うと病気にかかりやすくなる」と回答した人の割合は、
平成15年に比べ心臓病、脳卒中、肺気腫、歯周病で増加していましたが、その
割合の上位は、肺がん87.5%、妊娠への影響83.5%、咽頭がん65.9%、気管支
炎65.1%、肺気腫63.4%、ぜんそく62.8%、脳卒中50.9%、心臓病50.7%で、
歯周病は、40.4%でした。
 この調査は、昨年11月に実施したものです。

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