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「自身の生活を楽しんでいる意識と循環器病のリスクの関連」 厚生労働省

厚生労働省研究班が実施した生活を楽しんでいる意識と循環器病リスクとの
関連の調査によりますと、男性では「自身の生活を楽しんでいる」意識が「低
い」グループは、「高い」グループに比べ、循環器病の発症リスクが1.23倍で
した。

 病気の種類別にみると脳卒中で1.22倍、虚血性心疾患で1.28倍でした。

 なお、調査期間中の死亡者1,860人でも、脳卒中で1.75倍、虚血性心疾患は
1.91倍でした。また、女性は関連はみられなかったとしています。

 この調査は、研究班が1990年と93年、全国9地域の40~69歳の男女を対象に生
活習慣や意識に関する調査を実施。循環器疾患やがんの既往のない約8万8,000人
を2006年末まで追跡調査したもの。

伝えていきたい暮しの知恵

なんとなく風が冷たくなって、急に寒くなってきたと思ったら、もうすぐ立冬。今年は11月7日です。自動販売機の模様替えが始まるのも今の時期。最高気温が20度未満、最低気温は13度前後になるころに、「コールド」から「ホット」への切り替え作業を始めるそうです。

  11月は一年でもっとも気温の下がり方が大きい月。札幌ではすっかり雪景色になったそうですね。東京や鹿児島では、月初めの最低気温は12度から14度くらいですが、月末には7度から8度くらいまで下がります。
 皆様、ご体調にはくれぐれもお気を付けてください。

  収穫した食物を太陽の下で、乾燥した空気にあてる「天日干し」も、本格的なシーズンを迎えます。空気が乾燥しているので、初心者が挑戦するにはこの時期が最高です。

  代表的な天日干し食品は、干し芋、干し柿、干し椎茸、サカナの開きなどでしょうか。傷みやすい生魚も、二枚に開いて干物にすれば、日持ちがよくなり、アミノ酸が増えて旨みを増します。

  「魚を開くなんてとんでもない!」というブキッチョさんは、最初から、魚屋さんに「二枚おろし」とお願いすればOKです。干し芋は、さつま芋をふかしてから、天日干し。天日干しすることで甘味が増し、寒風にあてると、さらに糖度を増します。干し芋についている白い粉は糖分ですから、ご心配なく。

  料理家の辰巳浜子さんは、辰巳芳子さんのお母様ですが、裕福な家だったにもかかわらず、なるべく季節のもの・地場のものを食べること、旬を大事にすること、安価な食材を工夫して美味しくいただくことを、娘の芳子さんに繰り返し教えられたそう。その厳しい躾は、ガスや水の使い方にも及びます。

  現在、10億人以上が栄養失調状態にあり、6人に1人が必要な栄養をとれないそうです。しかし、世界で生産される穀物は 23 億トン。実はこれだけで、世界人口68億人が必要な量の倍近くあるのです。

 その貴重な農産物を大量に輸入して大量に廃棄している国は、残念なことに私たちの国、日本です。日本食糧農業機関の資料では、わずか1億人の日本人が輸入した量の約 40%の1年に2,300 万トンの食品は、家庭や食品流通の中で捨てられているとか。

 この頃は一年中、生鮮食品が出まわっていますが、食品の保存技術や資源を節約する技術は、ほんとうは私たちが途絶えさせてはいけない暮しの知恵。私も知らないことが多いので、心して暮らしてきたいと思います。

摂食・嚥下リハビリテーションについて

 平成13年から、小児を主体とした摂食・嚥下リハビリテーション診療を行っている。これは、食べること、飲み込むことに障がいがある方を対象に、飲み込む運動をスムースにするための訓練や食べ物の形態、食事の介助法についての指導です。
 道北口腔保険センターでの摂食・嚥下リハビリテーションの詳細は、同センターのホームページでご確認ください。
             メディア旭川 2009.11

□■消毒せずに創部を保湿」が治療の基本に

創部を消毒せずに、被覆材で湿潤状態に保ちながら治癒を促す「湿潤療法」の
効果を現場の医師たちが実感し始めています。外傷や熱傷の治療だけでなく、手
術創の感染対策や瘢痕予防、増加する難治性潰瘍の治療にも、その原理に基づく
様々な手法の開発が進んでいます。目覚ましい進歩を遂げる創傷治療の最前線を次回
豊富な症例とともに紹介します。

 「肥満」 

味覚の秋 と言いつつ体重を気にされている方も多いと思います。
肥満と聞くとお腹の脂肪をどうにかしたいと思いがち。しかし男性で15~20%、
女性で20~25%の体脂肪が人体には必要であり、そこから免疫に関係した物質や
生活習慣病を予防する物質が分泌されることで人体にとっての重要な機能を果た
しています。

 よく肥満はBMI指数で表現されますが、同じ体重でも脂肪量が多い場合と逆
に筋肉量が多い場合でも同じ値になってしまうので、この辺は指数を鵜呑みにし
ないよう注意すべきです。

 最近は太ってもいないのに、体重をことさら気にして「朝食を抜く」人が増え
ているそうです。体脂肪率が男性で5%、女性で8%以下になると摂食障害や骨粗
しょう症になり易く、最悪の場合は寝たきり状態になってしまう可能性もあると
のことです。

 やはりバランスの取れた食生活が基本であり、その元となる「口腔の健康」が
欠かせないのは言うまでもありません。

ヒグマに注意しましょう。

今年は、ヒグマが特に多く出没しています。山林に入る際は、十分に注意しましょう。
・ゴミは持ち帰る
・音を出しながら歩く
・薄く暗い時間帯を避けて、複数で行動する
・遠くに熊を見つけたら、落ち着いてその場を離れる
・熊がこちらに気づいたら、熊の移動方向を確かめながら、静かに立ち去る
 ヒグマの出没状況等をまとめたチラシ「クマップ」を配布
   こうほう旭川市民 2009.10

ちなみにキタキツネは、私の住んでいる所に出没します。

障害者歯科学会

現在名古屋にて日本障害者歯科学会が開催されております。20度を超える好天候でなによりでした。旭川では、雪が降ったそうです。メインテーマは「地域で生活支援型の口腔メインテナンスを」です。障がいのある方への治療は、気をつけなければならないことが多々あり今後参考にしたいと思います。

新型インフル新規患者、100万人突破

国立感染症研究所は30日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、最新の1週間(19~25日)に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者が1医療機関当たり24・62人に上ったと発表した。

 前週(12~18日)の17・65人の1・39倍で、全国の推計患者数は前週の約83万人から約114万人となり、初めて100万人を上回った。

 ほとんどが新型インフルエンザ患者と見られ、7月上旬以降の患者数の累計は約431万人となった。

 都道府県別では、福岡が37・35人、兵庫が33・51人、秋田が32・15人と、警報レベルの30人を初めて超えた。既に警報レベルに入っている北海道が61・43人、愛知が39・42人。そのほか、三重29・97人、神奈川29・36人、滋賀29・13人、岩手29・11人などだった。注意報レベルの10人を超えたのは42都道府県で、うち21都道府県で20人を超えており、感染研は、「全国規模で本格的な流行となってきている」と分析している。
10月30日12時53分配信 読売新聞

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