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摂食・嚥下リハビリテーションについて

 平成13年から、小児を主体とした摂食・嚥下リハビリテーション診療を行っている。これは、食べること、飲み込むことに障がいがある方を対象に、飲み込む運動をスムースにするための訓練や食べ物の形態、食事の介助法についての指導です。
 道北口腔保険センターでの摂食・嚥下リハビリテーションの詳細は、同センターのホームページでご確認ください。
             メディア旭川 2009.11

□■消毒せずに創部を保湿」が治療の基本に

創部を消毒せずに、被覆材で湿潤状態に保ちながら治癒を促す「湿潤療法」の
効果を現場の医師たちが実感し始めています。外傷や熱傷の治療だけでなく、手
術創の感染対策や瘢痕予防、増加する難治性潰瘍の治療にも、その原理に基づく
様々な手法の開発が進んでいます。目覚ましい進歩を遂げる創傷治療の最前線を次回
豊富な症例とともに紹介します。

 「肥満」 

味覚の秋 と言いつつ体重を気にされている方も多いと思います。
肥満と聞くとお腹の脂肪をどうにかしたいと思いがち。しかし男性で15~20%、
女性で20~25%の体脂肪が人体には必要であり、そこから免疫に関係した物質や
生活習慣病を予防する物質が分泌されることで人体にとっての重要な機能を果た
しています。

 よく肥満はBMI指数で表現されますが、同じ体重でも脂肪量が多い場合と逆
に筋肉量が多い場合でも同じ値になってしまうので、この辺は指数を鵜呑みにし
ないよう注意すべきです。

 最近は太ってもいないのに、体重をことさら気にして「朝食を抜く」人が増え
ているそうです。体脂肪率が男性で5%、女性で8%以下になると摂食障害や骨粗
しょう症になり易く、最悪の場合は寝たきり状態になってしまう可能性もあると
のことです。

 やはりバランスの取れた食生活が基本であり、その元となる「口腔の健康」が
欠かせないのは言うまでもありません。

ヒグマに注意しましょう。

今年は、ヒグマが特に多く出没しています。山林に入る際は、十分に注意しましょう。
・ゴミは持ち帰る
・音を出しながら歩く
・薄く暗い時間帯を避けて、複数で行動する
・遠くに熊を見つけたら、落ち着いてその場を離れる
・熊がこちらに気づいたら、熊の移動方向を確かめながら、静かに立ち去る
 ヒグマの出没状況等をまとめたチラシ「クマップ」を配布
   こうほう旭川市民 2009.10

ちなみにキタキツネは、私の住んでいる所に出没します。

障害者歯科学会

現在名古屋にて日本障害者歯科学会が開催されております。20度を超える好天候でなによりでした。旭川では、雪が降ったそうです。メインテーマは「地域で生活支援型の口腔メインテナンスを」です。障がいのある方への治療は、気をつけなければならないことが多々あり今後参考にしたいと思います。

新型インフル新規患者、100万人突破

国立感染症研究所は30日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、最新の1週間(19~25日)に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者が1医療機関当たり24・62人に上ったと発表した。

 前週(12~18日)の17・65人の1・39倍で、全国の推計患者数は前週の約83万人から約114万人となり、初めて100万人を上回った。

 ほとんどが新型インフルエンザ患者と見られ、7月上旬以降の患者数の累計は約431万人となった。

 都道府県別では、福岡が37・35人、兵庫が33・51人、秋田が32・15人と、警報レベルの30人を初めて超えた。既に警報レベルに入っている北海道が61・43人、愛知が39・42人。そのほか、三重29・97人、神奈川29・36人、滋賀29・13人、岩手29・11人などだった。注意報レベルの10人を超えたのは42都道府県で、うち21都道府県で20人を超えており、感染研は、「全国規模で本格的な流行となってきている」と分析している。
10月30日12時53分配信 読売新聞

明日からの予定

 明日は、一日中訪問歯科診療とさせていただきます。その後最終便にて東京着、夜行バスにて名古屋入りです。(一度乗ってみたかったのですが、周囲の人からはよく思われていません。)
 名古屋の学会は、日本障害者歯科学会です。日頃道北口腔保健センターや当院診療所にて障がいのある方を診療しておりますので今後に活かしたいと思います。

「歯科医療に関する一般生活者意識調査」 日本歯科医師会

日本歯科医師会の「歯科医療に関する一般生活者意識調査」によりますと、
歯や口腔に異常を感じている国民が62.7%いることが分かりました。

 また、「歯や口のなかの悩みや気なること」(複数回答)の質問では、「も
のがはさまる」41.9%、「歯の色が気になる」35.1%、「歯石がたまっている」
31.9%、「歯が痛んだり、しみたりする」31.1%、「口臭がある」26.7%、
「歯ぐきから血が出たりはれたりする」24.5%、「歯並びが気になる」23.6%
などが高い割合を占めていました。

 しかし歯科の健診を「定期的に受けている」のは16.2%、「気が向いた時に
受けている」は20.5%で、「受けたことはない」人は33.5%占めていました。

 一方受診のきっかけについては「痛み・はれ・出血があったから」が62.7%
と最も多く、歯科受診の目的では、「むし歯の治療」が66.6%と最も高い割合
を占めていました。
 この調査は、全国20~60代を抽出し、09年6月19~24日で男女1万2千人のサン
プルを収集したもの。

   

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