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顎関節症②筋肉のコリで歯痛、頭痛

食事の際に左奥歯に強い痛みを感じ始めた。むし歯だと思われた原因は、左の頬の筋肉の障害によるものと診断された。痛む場所に原因があるとは限らない。頬の筋肉のこりや肩こりが、歯や歯肉の痛み、頭痛など別の痛みとして表れることがある。
 別の患者さんでは、原因不明の歯肉の痛みから首の痛みや頭痛もあり大学病院を訪れると仕事の話や触診から緊張による食いしばりや肩こりによる筋肉の障害が、様々な痛みの原因と診断された。
              読売新聞 2009.3.31

顎関節症①食いしばる癖アゴに負担

あごの痛みや口が開けにくいという症状や口を開け閉めすると音がする症状があると顎関節症の疑いがある。原因は、食いしばりや歯ぎしり、片側だけで噛む、うつぶせ寝などあごの関節や筋肉に負担をかける癖だ。
 東京医科歯科大学歯学部付属病院では、癖の修正と口を開く訓練を治療の柱にしている。
              読売新聞 2009.3.30

ゴスペラーズコンサート行ってきました。

昨日旭川文化会館にてゴスペラーズコンサートがありました。自院の患者さんのご好意で家族4人で行ってきました。約3時間のコンサートに満足しました。私もコンサートは久しぶりで最近は、立ち上がって聞くのですね、少し足と腰にきました。

目の前の糖尿病患者さん、もしかして歯周病ではありませんか

日本歯周病学会とのジョイントシンポジウムが5月23日、第52回日本糖尿病学会年次集会で開催された。テーマは「見過ごされている第6番目の合併症――歯周病をめぐって――」。登壇した5人の演者らは、それぞれの立場から歯周病と糖尿病の密接な関係を解説した。そこからは、糖尿病診療に携わる医療関係者に向けて「まずは歯周病を意識すべき」という強いメッセージが発せられた。

 座長を務めた香川大学医学部の石田俊彦氏は、「糖尿病学会と歯周病学会が連携してこのようなシンポジウムを開催できるのは画期的なこと」と意義を強調し、シンポジウムが始まった。

 最初に登壇した広島大学大学院の浅野知一郎氏。浅野氏は「慢性炎症によるインスリン抵抗性の機序」と題し、炎症という視点から解明されつつあるインスリン抵抗性の機序を解説した。歯周病においては、歯肉部での感染から引き起こされる慢性的な炎症、あるいは歯周病菌の産生物が、それぞれ全身的な影響を引き起こしていると指摘。炎症による代謝異常に関連するシグナル伝達や転写因子、さらにはマクロファージの係わり合いなどを説明した。特に、マクロファージの分泌物は、インスリンによる活性化の一部を抑制することが分かっている点を強調。歯周病と糖尿病との関係を基礎医学の知見を元に概説した。

「白内障の手術はこわくない」

目には青葉 山時鳥(ほととぎす)初松魚(がつお = 鰹)
 美しい新緑を見、ホトトギスの声を楽しみ、ハシリの鰹を味わうのが江戸っ子
の粋というもの。江戸時代前期の俳人、山口素堂の句のとおり、爽やかな中にも
太陽光線が強くなって、なんとなく心弾むこの季節。「女房を質に入れても…」
なんて失礼なことをいう輩(やから)もいたようですが。

 さて、目に鮮やかな青葉の全体が白く霞んで見えたり、二重に見えたり、眩し
かったりしたら、白内障の恐れあり。白内障はカメラのレンズに相当する水晶体
が混濁し、光がきちんと網膜に到達することができなくなる病気です。最近、父
が白内障の手術をしたので、主治医の先生にしっかりお話を伺いました。


                      コラムニスト 鈴木 百合子

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老人福祉事業の倒産、過去最悪に―帝国データ調べ

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特別養護老人ホームや在宅介護サービスなど、老人福祉事業者の昨年度の倒産は26件で、過去最悪を記録したことが、帝国データバンクの調べで分かった。老人福祉事業者の倒産は急増しており、2005年度の6件の4.3倍に上った。
帝国データでは、2000年4月に介護保険制度がスタートして以降、企業による新規参入が相次いだものの、06年4月の介護報酬引き下げや、同じ時期に実施された介護保険法の改正で、施設サービスの居住費用や食費が保険外になったことが、倒産急増の要因になったとみている。

 老人福祉事業者の倒産は、01-05年度は低水準で推移していたが、06年度に前年度の2倍超の13件が発生。07年度には21件とさらに増えた。

 01年度以降に発生した76件のうち63件(82.9%)が「破産」によるもので、事業を継続する「民事再生法」は6件(7.9%)にすぎなかった。また、設立から倒産までの期間は、「10年未満」が55件と7割を超えた。負債額別では、「1億円未満」が46件(60.5%)だった。

更新:2009/05/28 15:03   キャリアブレイン

よく噛む習慣給食から

軟らかい食べ物を取るようになり、現代人は咀嚼回数が激減している。よく噛むことはむし歯や肥満の予防につながる。子供の頃からよく噛んで食べる習慣を身につけさせようと、学校給食の現場で見直しが始まっている。
 また、学校だけではなく家庭でも取り組みが大切で、ゆっくりと時間をかけ会話を楽しみながら食べることが大切です。
              毎日新聞 2009.4.3

口腔がん早期ならほぼ機能維持可能

舌がんは毎年約3200人が発症していると推定されている。がん患者の1~2%を占める口腔がんの一種です。口腔がんには、
 ・舌と歯ぐきの間にできるがん(口腔庭がん)
 ・歯ぐきのがん(歯肉がん)
 ・頬の内側の粘膜にできるがん(頬粘膜がん)
 ・口の天井の部分にできるがん(硬口蓋がん)
などがあり、合計で約8000人は発症している。半数が亡くなり、最近10年間で患者数が倍増した。
                 毎日新聞 2009.3.31

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