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歯周病ケア普及歯科健診

内容:歯周病検査、歯周病の予防、改善指導
 場所:同健診の実施医療機関
   *実施医療機関は、各支所・公民館等で配布しているチラシや、ホームページ市役所健康推進課の歯の健康情報でご覧になれます。受診する場合は、事前に医療機関に申込してください。
 対象:平成21年度中に満30、40、50、60、70歳になる方、または同年中に満30、40、50、60、70歳だった方で、職場等で歯科健診を受ける機会がない市民(治療中の方は対象になりません)
 料金:500円(70歳の方は無料)
 持物:住所、氏名、生年月日が確認できるもの
 その他:健診後、精密検査や治療が必要な場合は、保険診療の対象になります。
 詳細:健康推進課 ℡25-6315

歯のキャンペーン中止

旭川歯科医師会主催の歯のキャンペーンは、毎年6月第1週に行われていました(今年は、6月6日)が、新型インフルエンザを考慮して中止となりました。参加希望された方々には、申し訳ございません。

舌にヒリヒリ感 口腔内を清潔に保って

(質問)
 62歳主婦。歯槽膿漏の洗浄治療後、口腔カンジダ症になり舌痛症に移行しました。口腔外科と心療内科の治療を受けていますが、完治の兆しがありません。
(回答)
 ストレスと口腔カンジダ症を起因とした舌痛症で考えられます。一般にこの病気の特徴は、夕方から夜にかけて、舌を中心とした、ヒリヒリ感や灼熱感など多様の痛みがあります。しかし見た目に異常はなく、食事時には不思議と痛みがありません。更年期以後の女性でストレスを感じている人に見られる事が多いです。
  恵佑会札幌病院 歯科・口腔外科 山下先生
             北海道新聞 2009.5.13
 

なぜ渡航歴ない新型インフルエンザ患者を拾い上げることができたのか?

ひと言でいえば、現場の医師の感覚はやはりするどい、ということだろう。

 現在 日本で主に流行している季節性のインフルエンザはB型で、A型は流行していない。それなのにクリニックの医師が診た高校生は、迅速検査でA型陽性だった。この地域の高校生の間でこの時期にインフルエンザ様の症状を訴える方が増えているとの情報もあったようで、これはおかしいと、検体を公的な検査機関に送ったのではないか。

 検査までには3日かかっている。これについては、おそらく検査機関が渡航歴のある発熱外来受診者の検体のPCR検査を優先したのだろう。渡航歴のない人の検体が後回しになるのは自然なことだ。

 今回の事例について、「PCR検査をするまでに3日かかった」と、またもや非難論調が出ている。しかし私たち医師はそこを問題視するのではなく、全国的にはむしろB型インフルエンザが多いこの時期に、A型が限られた地域で多発していることに対して「何やら異常である」という感覚を持てることの重要さを、この事例から改めて学ぶべきだと考える。


 現時点での本邦の症例定義では、海外渡航歴があることを前提としている。今回渡航歴のない人に発症が見られたことで、今後改訂がなされるだろう。しかしそれまでの間でも、渡航歴のない人がインフルエンザ様の症状を訴えて受診することは当然あり得る。では、当面、どうすればいいのか?

 インフルエンザ様症状の患者が来院したら、いつも通り感染対策に留意しつつ診て、可能な限り迅速検査による診断を行う。常に自施設・他施設でA型インフルエンザの多発がないかを確認し、地域の方々や保健所の担当者とよく連絡を取りつつ、早期の拾い上げにつなげる―。

 いつも通り淡々とやることが重要だ。結局は、いつも通りのインフルエンザ対策をやればよいと思う。

フッ化物うがい子供への影響は?

子供のむし歯予防のためのフッ化物によるうがい(フッ化物洗口)をめぐり、道議会の自民党と民主党が対立している。自民党などが学校でのうがいを推進する「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」案を提出したのに対して、民主党は安全性や効果を疑問視して反対。背景にはそれぞれの支援団体の意向を受けた政治対立の側面もうかがえ、保護者らは「子供本意の議論を」と訴えている。
 院長談:政治色が強い内容です。フッ化物特に歯磨き剤には90%が含まれているとの事     です。いまさら毒なので注意しましょうと言っても・・・。

定額給付金の申請はお済ですか?

 平成21年5月から定額給付金と子育て応援特別手当の申請を受け付けています。すでに申請書が郵送で届いたと思いますが、申請がお済みでない方は早めに申請してください。わからないことは専用電話 25-9595までお問い合わせ下さい。
 (注意)
 受付期間は、平成21年5月1日~平成21年11月2日までとなっております。その期限を過ぎると受付はできません。受付期間内に早めにご申請ください。

3歳児のむし歯大幅減

3歳児のむし歯減少を図ろうと由利本荘市鳥海地域で2003年度に始まった県のモデル事業が本年度で終了した。地域住民、行政、歯科医師らが協力し、仕上げ磨きの励行、哺乳瓶でジュースを与えないといった取り組みを推進。2002年度に1人平均5.46本だった3歳児のむし歯本数が本年度は1.57本まで減少した。新年度からも活動は住民の自主的取り組みとして継続される。また、この中にはフッ素塗布を1歳から3歳までの間に公費で受けられる塗布の回数を年1回から4回に増やした。
                  秋田魁新報 2009.3.23

合併症のひとつである歯周病をしっかり治せば血糖値が下がりやすくなる

歯周病が糖尿病の合併症の一つの理由として以下があげられる。
①糖尿病によってだ液中の糖の量が増して、歯周ポケットで細菌が繁殖しやすいこと
②高血糖の影響で、細菌を排除する血液中の白血球の働きが低下したり、歯肉を構成するコラーゲンの合成が衰える
③歯周病が進むと歯肉の炎症を抑えるために、サイトカインが体内で生成されてインシュリンの効果を弱める作用があり歯周病になると血糖値が下がりにくくなる。
                   はつらつ元気 2009.5

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