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北海道歯科医師会学術大会

北海道歯科医師会主催による発表会が開催されます。昨年度は、私も発表しましたが、今回はお休みです。また、当日は歯の健康力推進養成講習会が開催され出席します。
日時:平成20年8月23,24日
場所:札幌パークホテル

二日酔いしないためには吐いた方がよい?

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ついつい楽しくて飲みすぎてしまうことがあります。次の日の二日酔いを軽くするために、吐いたほうがよいと思っている人も少なからず。では、本当に吐いたほうがよいのでしょうか。

確かに、飲んだ分を吐くことで、結果的に楽になるのは事実のようです。ですが、それは自分で自分のカラダを痛みつけていることになるのです。

お酒をたくさん飲んで吐くことで起こるのは、食道や歯へのダメージ。胃の消化液は酸性。吐いてしまうとアルコールだけでなく、酸性の消化液も一緒に出てしまうのです。酸性に負けないバリアをもっているのは胃だけ。

酸性の消化液が、食道がただれさせたり、歯が溶かしたりするのです。食道炎が悪化すると食道がんになることも!

酩酊しているときに吐いてしまうとすると、吐物が肺に入ってしまうことがあります。肺炎ならまだましですが、亡くなるケースもあるのです!

吐くとその場は楽ですが、見えないところで、ものすごく体に負担をかけてるんです。一番よいのは当たり前だけど二日酔いにならないように飲むこと。なっても軽い二日酔い程度で済ませておきたいものです。そこで、お酒と一緒に飲むおつまみにこだわってみましょう!

「フッ素」って何ですか?

無味無臭で海水や土壌、動植物、人体などの自然界に広く存在する元素。歯へのフッ素塗布は歯質の強化や虫歯の原因菌抑制などの効果が認められる。歯に作用するのは、フッ化物と言われる。
 乳歯や生えたばかりの永久歯のむし歯予防に効果的とされ、繰り返し塗布することで効果が上がる。国外では、欧米など50数カ国でむし歯予防のため水道水に低濃度のフッ素を添加している。国内では人体への影響を懸念する意見もあり、導入が進んでいないが、世界保健機構(WHO)や日本歯科医師会は「公衆衛生的に優れた方法」との見解を示している。

お母さんが健康でないと、赤ちゃんの歯ができそこなうことがあります

お母さんが妊娠したかもしれないと思った頃(妊娠10週前後)には、口や歯だけでなく、顔の基本的な構造ができています。ところが、お母さんがこの時期に、極端なダイエットをして栄養が不足したり、アルコールをたくさん飲んでいたり、タバコを吸っていたり、薬を飲んでいたりすると、口や唇、歯、顎などの形成がうまくいかない場合があります。
 例えば、歯の場合妊娠が判明した頃、つわりになって食事がのぞを通らなくなったり、偏ったものしか食べられなくなるお母さんがいますが、この時期は、胎児のエナメル質が作られ始め、続いて象牙質ができて、さらに石灰化(歯が硬くなること)も始まる時期にあたります。ですからエナメル質ができる時期に栄養不足やホルモンの変調などが起これば、エナメル質が部分的に不足している歯(エナメル質形成不全)ができてしまいます。
そしてその部分からむし歯になりやすい可能性があります。
 歯は、一度できてしまうと、永久にその形や質がかわりません。ですから形成の途中で一時的にせよ、形成が妨げられると、その時期で形成されるエナメル質ができなくなってします。
 妊娠するとお母さんの歯が急に悪くなるのは、胎児にカルシウムをとられるからだといわれるが、これは誤解です。しかし、妊娠中にむし歯や歯肉炎が増えるのは事実です。これは、つわりがひどくて食べ物が偏って、生活が不規則になりは磨きも不十分となるためです。また、妊娠によるホルモンのバランスが悪くなったり、唾液の粘度が増すために歯肉炎がおきやすくなります。(妊娠性歯肉炎)
 妊娠したらこれまで以上に歯磨きをしっかり行って、むし歯や歯肉炎にならないように注意してください。

お口の健康とからだの健康フォーラムのお知らせ

「歯周病と糖尿病の関わりについて」
  日時:平成20年11月9日(日) 13:30~16:10
  会場:旭川大雪クリスタルホール 大会議室
     (旭川市神楽3条7丁目)
  対象:一般地域住民、医療関係者
  内容:歯周病と糖尿病の負の連鎖
  講師:未定
   問合せ・申し込み:上川中部地域歯科保健推進協議会事務局
           旭川市保健所健康推進課健康推進係
           ℡0166-26-1111(内線2952)

上川中部地域リハビリテーション広域支援センター

高齢者や障害者など生活に困難さを抱えている人や、障がいの有無にかかわらす地域で暮らす人が、自分らしく過ごしていけるよう医療と保健、福祉がしっかりとつながり協力しあい、本人、家族、地域住民みんなと力を合わせて、安心して暮らしていけるまちづくりを行う「地域リハビリテーション」を推進しています。
(活動内容)
 連携強化を推進する活動
  流れ作り検討部会を開催し、検討しています。
 ケアの質向上のための活動
  勉強会や講習会に講師を派遣しています。
 多職種で学びあう活動
  研修会や地域懇談会を開催しております。
(参画機関)
  医療、保健、福祉にかかわる多くの機関が参画し、介護予防から急性期、回復期、維持期リハビリテーションの現状・課題や必要な取り組みについて話し合い活動方針を決定している。

健口普及公開講演会のお知らせ

「かむこと・食べること・生きること」
  日時:平成20年9月6日(土) 15:00~16:30
  会場:旭川大雪クリスタルホール 大会議室
     (旭川市神楽3条7丁目)
  対象:一般地域住民、歯科保健関係者、食育に係る関係者等
  内容:「かむこと・食べること・生きること」
  講師:高浜デンタルクリニック院長 田沼 敦子先生
  問合せ・申し込み:上川中部地域歯科保健推進協議会事務局
           旭川市保健所健康推進課健康推進係
           ℡0166-26-1111(内線2952)

高齢化率21.5% 高齢者社会白書

政府は、65歳以上の高齢者人口は全体の21.5%に達する一方で、労働力人口は今後減少するために、働く意欲や能力のある高齢者の活用がポイントとした、
 白書は、平成19年10月1日現在、65歳以上の高齢者人口は、2746万人となり総人口に占める割合は前年比0.7ポイント増の21.5%。75歳以上の後期高齢者も1270万人と53万人増で、高齢化率は同0.4ポイント増の9.9%に達した。
また、都道府県では、平成19年現在高齢化が高いのは、島根県28.2% 最も低いのは、沖縄県16,9%。

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