口をポカンと開け、無意識に口で呼吸している子どもを見かける。だが、いつも口ばかりで呼吸していると虫歯や病気などになりやすいとして、小さい時からの「鼻呼吸」の習慣をつけることを専門家は勧めている。
読売新聞 2008.6.2
口をポカンと開け、無意識に口で呼吸している子どもを見かける。だが、いつも口ばかりで呼吸していると虫歯や病気などになりやすいとして、小さい時からの「鼻呼吸」の習慣をつけることを専門家は勧めている。
読売新聞 2008.6.2
最近ぽかんと口を開け、鼻でなく口で呼吸をするこどもが増えていると指摘する小児歯科医がいる。この原因として、
①鼻の病気やへんとう肥大などの耳鼻科の疾患
②指しゃぶりなどの癖から歯並びが異常になる
③鼻呼吸できるのに口呼吸の習慣がついている
このうち、習慣性の口呼吸を問題している。口を開けた状態が続けば、口内が乾燥し、ばい菌が繁殖して虫歯や歯周病を引き起こすほか、細菌が鼻を通さずに直接入ってくるため、インフルエンザにかかりやすくなったり、喘息の原因となる。
指しゃぶりの癖があると上顎が細くなり、横から舌を出す癖があるとかみ合わせの高さが前歯と奥歯で違ってくる。かみ合わせのずれは、口の周りの筋肉のバランスを崩し、口が開いた状態をつくりやすくなり下顎が突き出た形の顔に変形しやすくなるなど、悪循環も指摘した。
口の中をのぞいた際、したの左右の横へりがキザギザしているのは、クレンチングという日中や夜間に上下の奥歯を接触させた状態を長く続ける習癖による可能性が高いと推察される。
この習慣は、音を発する歯ぎしりと異なり、自分で異常なものであるという認識が持ちにくい。通常、一日で上下の歯が接触する時間の合計は、そしゃく時など、せいぜい20分程度といわれているのに対して、数十倍の時間、歯や歯ぐきに負担をかけることとなり、歯周病などを発症している場合は、増悪させる因子として働くことがわかっている。
福島民報 2008.5.9
歯や口の中に対する漢方治療は、患者さんの全身の状態や体質から判断して、痛み、腫れ、膿などを伴った疾患に対応できる。近年、漢方は歯科にも広く普及し始め、最近では口の中を一つの臓器として捉え、検査や薬物によって症状や病気に対応していく治療が重要視されてきている。しかし、残念なことに保険上の問題があり、漢方治療を手がけている歯科医師は少なく、あまり一般的ではないのが実情である。
山口新聞 2008.5.14
高齢者に多い食道癌では、手術後の合併症として、口腔内の細菌が下気道に吸引さ
れるなどによって起こる誤嚥性肺炎が問題となる。口腔内の細菌の多くは、歯茎の周囲
に存在している。そこで、手術の前に1日5回の歯磨きをしてもらったところ、術後肺炎
の発生が減少したと、千葉大学先端応用外科の阿久津泰典氏が、第108回日本外科学会
定期学術集会で発表した。
昨日は、
①朝5時に起きて市内のコートで6時30分までテニス
②8時から午後1時30分まで岩見沢にて札幌歯科医師会の先生方とテニス
③午後3時より旭川に戻って6時までテニス
とダブルス試合5試合、シングルス試合1試合と③の基礎練習でした。体ががたがたです。本日もテニスの予定でしたが、無理です。
女子テニスの東京有明国際オープン最終日は15日、東京有明テニスの森公園で行われ、シングルス決勝で第4シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)は18歳の秋田史帆(ポッカ)に6-3、6-2で勝ち、現役復帰後4大会目でシングルスを初制覇した。
コースを突いたストロークなどで第1セットを奪った37歳のクルム伊達は、第2セットも危なげなく押し切った。
12年ぶりに現役に戻ったクルム伊達は4月の復帰初戦、カンガルーカップ国際オープンのダブルスで優勝、シングルスは準優勝だった。その後の2大会のシングルスは準々決勝で敗退した。
[ 共同通信社 2008年6月15日 14:04 ]
糖尿病により慢性の高血糖状態が長期に続くと、種々の合併症を発症する確率が上昇する。近年、網膜症、神経障害、腎症、大血管障害、細小血管障害に次いで、歯周病は第六番目の合併症としてとらえられるようになっている。歯周病との関連で理解しておくべき糖尿病患者の実態として、好中球機能低下、微小血管障害、コラーゲン代謝障害などによって感染症にかかりやすくなったり、傷が治りにくくなることがあげられる。
山口新聞 2008.4.23