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がん予防の15か条

1.植物性食品を中心に多くの種類を食べる
2.適正な体重を保つ
3.適度な運動をする
4.野菜、果物をたくさん食べる。1日400~800g
5.穀類、豆類、根菜類を1日600~800g食べる
6.アルコール飲料は、控えめに。飲むなら男性は1日2杯以下、女性は1杯以下に
7.肉類は1日80g以下。魚、鶏肉をすすめる
8.動物性脂肪食品の摂取を控え、植物性脂肪を適度に
9.食塩は成人1日6g以下。調味料はハープやスパイスを
10.新鮮な食品を。カビ毒汚染のある長期貯蔵食品は食べない
11.すぐに食べない食品は、冷蔵冷凍保存する
12.加工品や添加物は避ける。添加物、残留物は適切な規制下であれば問題なし
13.焦げた食品は食べない
14.栄養補助食品は多用しない
15.タバコは吸わない
(感想)
運動と食生活の大切さを痛感しました。

5月も終わりです。

ダイエットにまたまた挑戦します。
いまごろは7キロくらい痩せている予定だったのですが・・・・
先ほど某先生に「あれ~太ったたんじゃない?」と言われ
ますます磨きがかかっているようです。
がんばろー

年金と入れ歯の怖い相関

貝原益軒翁は、「養生訓」で「牙歯動かず。老いてもおちず。虫くはず」といっているが、益軒流は、熱湯で目を洗い温め、鼻の中を清めて、温湯で口をすすぐ。次に塩で歯と歯ぐきをすり磨き、温湯を含んで口中を20~30回すすぐ。その塩湯をこして目を洗い、別の湯で目と口をすすいで完了。
 塩には、歯ぐきの引き締め作用はあるものの、薬理効果は期待できないようだ。とはいえ、歯磨き粉では口が泡だらけになり、かえってきちんと磨けない。まずは空ブラシで丁寧に磨き、爽快感や美白効果を得たければ少し足すのが現代流だ。
                 文藝春秋 

札幌歯科医師会口腔医療センター見学

 5月31日に旭川歯科医師会からの依頼で札幌歯科医師会口腔医療センターに行ってまいります。障害児、中途障害の食べられない、飲み込めない人のためにリハビリテーションを行っておりますが、その治療について意見交換を行ってきます。今後も札幌との連携を充実させていきたいと思います。

「脱灰」と「再石灰化」は口内の連続ドラマ!

健康な歯がむし歯になるのは、口の中の酸が歯を溶かすためです。これを歯科の用語で「脱灰(だっかい)」といいます。食事を摂るたびに脱灰はおこりますから、私たちの歯は常にむし歯の危険にさらされているということです。
さて、食事のたびに脱灰が起きているのに、実際は100パーセントむし歯になるわけではありません。じつは口の中では、唾液の働きにより、溶けた歯を元に戻していたのです。これを歯科の用語で「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。

食事のたびにくり返される脱灰と再石灰化、それは口の中で毎日つづく連続ドラマのようなものです。このとき、脱灰する割合のほうが大きい状態が長くつづくと、ドラマは悲しい結末になってしまいます。つまり、むし歯になるということです。

脱灰を引き起こす酸は、食物中の糖がむし歯菌により分解されてできた歯垢の下でつくられます。ですから、常にハッピーエンドのドラマを望むのであれば、食後や就寝前にしっかり歯磨きをして、口の中に菌の温床となるベタベタの歯垢を残さないようにすればいいのです。とくに、歯と歯茎の境、歯と歯の間、奥歯の溝など、歯垢のたまりやすいところを集中的に清掃するとよいでしょう。

たばこが歯や歯肉に与える影響は?

あなたはたばこを吸われますか? 吸わないですか? 日本看護協会の調査(2001年)では、ナースの4人に1人が喫煙者であると報告しています。ちょっと喫煙率が高い気もしますが、やはりストレスが多い仕事だからでしょうか。
さて、たばこの害を今さらご説明するまでもありませんが、たばこは歯や歯肉など口に与える影響も少なくありません。おもな影響は以下のとおりです。

【たばこが口に与える影響】
・歯周病(歯の周囲の歯肉や骨などの組織に関わる病気)にかかりやすくなります。
・口臭の原因になります。
・歯の着色の原因になります。
・味覚が低下することがあります。
・免疫力が低下します。

上記のなかでも、歯周病への影響はとくに気をつける必要があります。ニコチンは血管を収縮させ出血しにくくさせるため、歯肉に炎症が起きても気づくのが遅くなりがちです。とくにヘビースモーカーはたばこを吸わない人と比べ、ひどい歯周炎になる確率が5~7倍も高いといわれています。また、たばこは免疫力を下げるため、治癒もしにくくなります。

対策としては禁煙するのが一番ですが、それが難しいのも現実。そんな方は、適切なブラッシングを心がけるとともに、定期的に歯医者さんで検診を受けることをおすすめします。喫煙者に限りませんが、歯周病は悪くなる前に予防および治療するのが鉄則です。

歯医者さんで、PMTCを受けましょう。

PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科衛生士が専用の器具を用いてバイオフィルムを取りのぞくクリーニング法です。予防歯科に熱心な歯医者さんで受けることができます。定期的にPMTCを受けることで、虫歯や歯周病にかかる確率をグンと減らせます。

≫ PMTCについてもっとくわしく知りたい。http://www.oralcare.co.jp/procare/pmtc-m.html?code=999999

バイオフィルムは細菌の連合軍

歯垢(プラーク)は細菌のかたまりです。歯に付いた細菌がより強くスクラムを組んでつながると、ノリのような膜をつくります。歯を舌で触るとぬるぬるしていませんか?
これが、バイオフィルムです。

配水管や台所のシンクに付いたぬるぬるも同じ状態ですね。バイオフィルムの膜は細菌たちを守る鎧(よろい)の役目をしています。鎧だなんて大げさと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。バラバラに存在している細菌と比べると、バイオフィルムは数百倍の抵抗力があります。薬や抗菌物質さえも跳ね返してしまうのです。それではどうすれば、バイオフィルムが形成された歯垢を落とせるのでしょうか。手軽にすぐできる対策は……。

じつは、歯磨きなんです。

「なーんだ、もっと手強いかと思ったら、いつもやってる歯磨きでいいのか」といわれそうですね。でも、歯ブラシで物理的にバイオフィルムを破壊してしまうのが、100%とはいえませんが、もっとも簡単な方法です。

小刻みにシャカシャカと、ていねいに磨きましょう。特に、歯と歯茎の境、歯と歯の間、奥歯の裏側など歯ブラシが届きにくいところを重点的に磨くのがコツです。

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