嚢胞は、肝臓や腎臓、卵巣にできることが多いが、顎の骨の中にできることもある。骨の中にできた嚢胞は骨を溶かしながら増大していく。しかし、自分で気づくのが遅くなるため大きくなってからでないと頬の腫れや痛みを感じない。定期的に歯科医院で受診してレントゲン検査をうけることも大切である。
北國新聞 2007.12.29
嚢胞は、肝臓や腎臓、卵巣にできることが多いが、顎の骨の中にできることもある。骨の中にできた嚢胞は骨を溶かしながら増大していく。しかし、自分で気づくのが遅くなるため大きくなってからでないと頬の腫れや痛みを感じない。定期的に歯科医院で受診してレントゲン検査をうけることも大切である。
北國新聞 2007.12.29
妊娠すると子どもにカルシウムをとられて歯が弱くなると思っている人が多い。
いったん歯に蓄積されたカルシウムが再び体内に取り込まれることは、骨と違いないので、妊娠したらからはが弱くなることはない。ただ、つわりや育児で口腔ケアが十分できなくなり、妊娠・出産でむし歯となる人は多い。
産経新聞 2008.2.28
歯周疾患が早産・低体重児出産のリスクを高めることがアメリカで報告されて約10年になる。しかし、産科医・歯科医とも認識が十分でなく、妊婦への口腔ケアの取り組みは十分とはいえない。
産婦人科の医師は、赤ちゃんの乳歯は妊娠中につくられる。口腔ケアの指導を妊婦さんにすることは、早産のリスクを減らすだけでなく、赤ちゃんの歯の健康にもつながる。
また、妊娠初期に耐えられない症状があるときは応急処置のみしてもらい、きちんとした治療は安定期に入ってから行ったほうがよい。歯科受診の際は、必ず妊娠していることを知らせ、治療のときに楽な体位で短時間にすむよう歯科医に頼むと良い。
産経新聞 2008.2.27
旭川市の新規事業に
・総合防災センター 中核施設の開設
・精神障害がある方のバス料金助成
・ひとり親家庭等の就業支援の充実
・生活習慣病の予防に向けた健診体制等の充実
・ごみ資源化モデル町内会の支援
・嚥下障害に対する歯科医療の充実
が平成20年度あります。
その中の嚥下障害に対する歯科医療として道北口腔保健センターならびに自院の取り組みが評価されました。今後も精神発達障がい児ならびに脳梗塞などによる高齢者中途障害者に対してより安全に食べられるよう取り組みたいと思います。
こうほう旭川市民 4月号
むし歯や歯周病のない健康な人で口がにおうのは、舌苔と呼ばれるものが大きな原因と考えられている。舌苔は、はがれ落ちた口の粘膜の細胞や細菌が舌についてできる。鏡で見つけた白っぽいものがそれだ。
体調の変化でにおいの強さは変わる。朝起きたときに自分で口臭に気づくのは、睡眠中は唾液の量が減ってつばを飲み込む回数も減り、細菌が増えやすいからだ。
舌専用ブラシを使ってブラッシングすることが大切だ。歯ブラシは毛が硬くて舌が傷つきやすい。また、毛の長さがあって舌の奥のほうまで入れにくいので舌専用のブラシを使用することを勧める。
朝日新聞 2008.2.24
昨日朝から寒く日中雪が降っていました。4月も半ばですが、なかなか暖房が離せません。寒暖の差が激しいと風邪もひきやすくなりますので皆さんご自愛ください。
奥歯を2本抜くと保険で可能な処置は、入れ歯しかない。(保険外では、インプラント)奥歯を抜けたままだと抜けた相手側の歯が伸びたり(実際には、上がないときは下の歯が上がってきたり、下がないときは上の歯が下がってきたりすること)、隣の歯が倒れてかみ合わせが悪くなり、全体のかみ合わせが低くなるとしわになりやすかったり、左右の顔が非対称となったりする。また、奥がないと反対側に負担がかかり、歯の寿命も縮まることとなる。また、かみ合わせがないと食事がとりづらくなるのも当然である。
北國新聞 2007.12.28
むし歯や歯周病などで歯を失ったらそうするか?一般的には、インプラント、ブリッジ、入れ歯が知られている。もう一つは、親知らずなど抜いても差し支えない歯を必要な場所に移植する方法がある。「歯の自家移植」です。不要な歯を転用で一石二鳥です。
自分の歯をリサイクルできる喜びは大きい。インプラントなどの治療技術が進化しても、自分の歯にまさる物はない。歯を失った患者にとって、自家移植は、歯のありがたみをしみじみと実感できる治療法といえるかもしれない。
親知らずを使用する場合は、年齢制限があるにしても保険適応となる。成功率は、抜いたところの状態、抜いた歯の状態によるため一概には言えない。
先日当院でも移植した患者さんがいて現在骨につくのを待っている状態です。(やぶしたフラワー歯科医院談)
北國新聞 2007.12.25