2010年W杯は現地時間24日(以下現地時間)にグループリーグ第3節の試合が行なわれ、グループEの日本はデンマークに3対1と勝利し、2大会ぶり2度目の決勝トーナメント進出を決めた。日本はベスト16でパラグアイと激突する。
前半のうちに本田圭佑の無回転FK弾に加え、遠藤保仁もFKを沈めて2点のリードに成功した日本。後半に意地を見せたデンマークのトマソンにゴールを決められたものの、試合終盤には本田の巧みな切り返しからパスを受けた岡崎慎司が追加点を挙げ、見事に16強入りの切符を手中に収めた。そのプレーに注目が集まった本田は、1得点1アシストの活躍で期待に応えている。
上位2チームが決勝トーナメントに進むことができるグループリーグ。最終節を終えたグループEでは、勝ち点9のオランダ(3勝)が首位突破、同6の日本(2勝1敗)が2位での通過を果たし、同3のデンマーク(1勝2敗)、同0のカメルーン(3敗)は大会から姿を消すこととなった。
なお、決勝トーナメント1回戦で日本はグループFの1位パラグアイと29日に、オランダはグループFの2位スロバキアと28日に対戦する。
=以下、日本代表・デンマーク代表出場メンバー=
日本代表:
川島永嗣;阿部勇樹、駒野友一、田中マルクス闘莉王、長友佑都、遠藤保仁(91+分:稲本潤一)、松井大輔(74分:岡崎慎司)、大久保嘉人(88分:今野泰幸)、長谷部誠、本田圭佑、中澤佑二
デンマーク代表:
ソーレンセン;C・ポウルセン、アッガー、ヤコブセン、トマソン、ヨルゲンセン(34分:J・ポウルセン)、ベントナー、カーレンベリ(63分:エリクセン)、クロルドルップ(56分:ラルセン)、S・ポウルセン、ロンメダール
最終更新:6月25日 6時40分(ISM)